高2 倫理 西洋近代思想 西洋近代思想のまとめ・振り返り【実践事例】 (日本大学山形高等学校)

高2 倫理 西洋近代思想 西洋近代思想のまとめ・振り返り【実践事例】 (日本大学山形高等学校)


基本情報
授業担当者神保和浩
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科高校2年 倫理
単元西洋近代思想
hr
〈実践の概要〉
通常の講義形式での授業後に,単元のまとめと定期試験対策として一問一答形式の問題を配信して取り組ませ,知識の定着を図る。これまでも同様の振り返りと問題演習を実施してきたが,紙の印刷物として生徒に配布する方法をとっていた。その方法を変更し,ロイロで配信する形式とした。これまでの方法と異なるため,生徒各自が取り組みやすいように,教員は配信のみで,解答方法は生徒に任せることにした。その結果,生徒によって何通りかの取り組み方がみられた。自分の学習が進めやすいように工夫していたようである。また問題を配信するだけでなく,必要があれば質問を受け付けるようにした。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
課題の配布・回収が容易となる。
生徒が質問できる機会が増える。
紙ベースに比べ,反復学習が可能となる。

〈実践の目標〉
知識の定着をはかる。
生徒が自身の理解度を確認する。
応用力をつける。

〈授業写真〉

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〈場面1〉確認問題を配信
ロイロノートで確認問題を配信する。全部でB5番7枚。紙ベースで配布するよりも容易であり,大幅な時間短縮となる。そして,生徒もすぐに問題の解答に取り組むことができる。

〈場面2〉確認問題への取り組み
生徒は,初めてのロイロ配信に戸惑いもあったようであるが,各自熱心に取り組んだ。色分けをしたりマークをするなど工夫がみられた。しかしながら,配信したデータの文字が小さいことや,紙に書いて覚えることが定着している生徒は,配信された画面を見て,自分のノートに書いて取り組む者も多く,これまでの紙ベースを希望する生徒もいた。また,ただ問題に取り組むだけでなく,質問も受け付けると指示した。

〈場面3〉解説と反省
問題についての解説を行った。とくに生徒の誤った解答について,なぜそのような間違いをしたのかを確認し説明した。場面1に記したように,配布時間が短縮されることにより,解説に時間をとれることは,生徒にとっても有益なことであると思われる。ロイロで配信するか,紙ベースで配布するかについては,今後検討を重ねていく必要がある。

〈授業写真〉
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