高2 英語 単語の学習,文法の復習 テキストカードを利用した教材作り【実践事例】 (日本大学山形高等学校)
授業担当者 | 小山 恭子 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高校2年/英語 |
単元 | 単語の学習,文法の復習 |
〈実践の概要〉
私は,講義形式という形式は変えずに,今までやってきたこと(やりたかったこと)を,ロイロノートを使い,より効率的に,又はよりきれいに整えてできることは何かを考えてみた。そこで考えたのが,カードを使った教材作りだ。テキストカードの利点として,①色が選べてキレイ,②活字の入力も手書きもできる,③複数をグループ化してどんどんスライドして次のカードを見れるし,戻れたりもする,などが挙げられる。この3つの利点を利用し,単語の学習や文法の復習の一問一答の教材作成に利用した。クラスへの配布も容易だし,紙の節約にもなった。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
紙の節約になる。
生徒への配布が容易。
紙で作っては配布や利用に難しいことが簡単にできる。
〈実践の目標〉
とにかく何回も繰り返してカードを見てもらい単語や構文を覚える。
周辺的な補足説明も手書き等でメモして追加してもらいじっくり復習する。
自分で知識の整理ができるようなカードを作れるようになる。
〈授業写真〉
〈場面1〉読解の導入としての単語学習(コミュニケーション英語Ⅱ)
奇数枚目に英単語,偶数枚目は空白のカードを生徒に配布。生徒は予習の段階でカードを作ってくる。授業中に意味や派生語,発音注意の単語を確認する。生徒にはレッスン毎に「ノート」を作らせている(写真・下真ん中)。各レッスンは3~4のパートから成っている。一つのパート分の単語を広げて保存する生徒もおり,見やすいよう各自が工夫している(写真・下右)。
〈場面2〉文法の復習のための一問一答(英語表現Ⅱ)
教科書の単元が一通り終わったら,まとめとして行う。奇数枚目に問題,偶数枚目は解答のカードを生徒に配布。授業中に一緒にやるなら全員に配布する前に教室前方のスクリーンに映して出題。その後次のカードを使って答え合わせ。それを実施後全員にカード配布。慣用表現やイディオム,基本的な構文を使った問題でポイントを確認できた。
〈授業写真〉