高2 国語 文章の構成や展開を踏まえ、情報を整理しながら論理的に考察する 小説『ナイン』【授業案】中京高等学校 小林 雄太

高2 国語 文章の構成や展開を踏まえ、情報を整理しながら論理的に考察する 小説『ナイン』【授業案】中京高等学校 小林 雄太


基本情報
学年 / 教科高2/国語
単元小説『ナイン』
指導要領ウ 文学的な文章やそれに関する文章の種類や特徴などについて理解を深めること。
教科書会社明解 現代文B
授業者小林 雄太(中京高等学校)

単元全体


解説動画


作成者からのアピールポイント
『ナイン』は読み物としては比較的易しいが、「正太郎」と「英夫」たちとの関係性については簡単には理解し難い部分も多い。また、時代の流れに伴う街の変化についても注目させたいそのため、シンキングツールを多用し、視覚的に理解に繋げるようにした。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】〔宿題〕①作者について ②語句の意味調べ
本文の通読や各段落の内容整理は、事前に宿題として配布。提出箱に提出させるのもあり。対象生徒が保育者を目指すため、作者の肖像をもとに、作者の顔を描くようにしている。


【展開2】〔導入〕自分の地元の様子を思い出させ、教材への興味を持つきっかけとする
内容に興味を持たせること、またなるべく自分に寄せて作品に触れてほしいというところから、自分の地元の変化ついて挙げさせる。(この場面では列挙させるだけに留める。)


【展開3】〔展開〕段落ごとにカードを展開
第1段落〜第5段落まで各段落で展開する。テキストカードよりもシンキングツールを多用している。


【展開4】〔まとめ〕①導入であげた身の回りの変化について感じたことを書かせて、作品と自分の経験を結びつける。②感想を書く
作品の感想だけでなく、自分の身近な事柄に照らし合わせることで作品への関心を高めさせたい。また、身の回りの変化を意識させることで視野を広げさせたり、人と人との関わりについても意識させたい。


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