高2 数学 期待値 場合の数と確率【授業案】静岡県立静岡商業高等学校 加藤隼人
学年 / 教科 | 高2/数学 |
単元 | 場合の数と確率 |
指導要領 | 期待値 |
教科書会社 | 数研出版 最新 数学A |
授業者 | 加藤隼人(静岡県立静岡商業高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
期待値を学ぶ前と後で同一のアンケートを行うことで、期待値の概念のよさを全員で共有できるようにしています。また、現実的にくじを買う場面を想定し、実際に販売されている身近なくじを考えることで、個数が変化する中での期待値を考察するよさに気付かせるようにしました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】期待値の概念を学ぶ
「宝くじを将来買いたいか?また、その理由は?」について、アンケートをとる。(アンケートカードを利用)
アンケートの集計結果を共有する。
ある地域でのお祭りのくじを例題に、期待値を求めて計算方法を学ぶ。
【展開2】期待値を算出する
年末ジャンボ宝くじの当せん確率を求め、期待値を計算する。
答え合わせを全体で確認後、展開1で質問した、「宝くじを将来買いたいか?また、その理由は?」についてもう一度アンケートをとる。
アンケートの結果を集計し、考えの変化、理由の変化について共有することで、期待値を求める良さに気付かせる。
【展開3】現実的な期待値を考察する
現実的にくじを買う場面では、個数や確率が変化している。どのタイミングで買うのがベストなのか、個数を変化させて期待値を算出して考える。
【展開4】まとめ
展開3の発表を行い、様々な例をもとに期待値の変化について考察する。
期待値を考えることで、意思決定の場面で判断の材料にできる良さに気付かせる。
授業で使ったプリントを提出箱に提出させる。