高2 数学 期待値〜計算から試行まで〜 場合の数と確率【授業案】埼玉県立和光高等学校 川ノ上 敢太
学年 / 教科 | 高2/数学 |
単元 | 場合の数と確率 |
指導要領 | 場合の数と確率(ウ)確率の性質などに基づいて事象の起こりやすさを判断したり,期待値を意思決定に活用したりすること。 |
教科書会社 | 新 高校の数学A |
授業者 | 川ノ上 敢太(埼玉県立和光高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
くじA〜Cを選ぶ根拠を感覚から理論へ変化できるような授業構成になっている。また,実際にサイコロによるゲームを行うことで期待値と平均値の関係を体験できる。授業内のポイントとなる部分は「ヒントカード」というカードを用いて,見やすくしている。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】意思決定(感覚)
くじA〜Cの中から参加したいものを選び,理由も書き,共有ノートに貼る。貼れたら,周りの人の意見を見る。
理由はちゃんとした文でなくても可。
【展開2】期待値の学習〜意思決定(理論)
期待値について例題の講義をする。
重要なポイントは「ヒントカード」で配布する。
演習問題に取り組む(個人(5分)→グループ(5分))
最初のくじA〜Cについての演習問題も行い,期待値を意思決定に活用できるようにする。
【展開3】サイコロゲーム(試行)
グループ(2・3人)で例題のサイコロゲームを実際に行い,記録し,共有ノートに貼る。全グループ貼り付け後,以下のカードを送る。
全グループの得点の平均値を求める。
全グループの試行をまとめて得点の平均値を求める。
期待値と平均値の関係をグループで求める。
【展開4】サイコロゲーム(まとめ)
①平均値と期待との関係②思考を重ねるごとに期待値に近づくことを全体で確認する。
ポイントは「ヒントカード」で配布する。