高2 理科 アルミニウム箔と結晶構造 固体の構造【授業案】立命館守山高等学校 中尾裕史
学年 / 教科 | 高2/理科 |
単元 | 固体の構造 |
指導要領 | (1)物質の状態と平衡(ア)物質の状態とその変化 ㋒固体の構造 |
教科書会社 | 数研出版 |
授業者 | 中尾裕史(立命館守山高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
発砲スチロールの結晶模型を触らせるときに、アルミ箔が原子何層分あるかという観点を持たせることによって、様々な角度から観察したり、重なっている部分を探すなど、多くの気づきをさせることができるのがポイントです。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】アルミニウムの導入
メインはアルミニウム箔が原子何層分か考えることである。
そのためにアルミニウムの興味関心を持たせる。
【展開2】マインドセット
4Csを磨くために、どんどん動き回り、コミュニケーションを取ることを促す。
【展開3】アルミニウム箔は原子何層分?
これまで学んだ結晶格子の知識を使って、アルミ箔が原子の層で、何層分あるのか考える。
【展開4】共有と振り返り
提出箱に答えと考えた過程を提出させ、名前を隠して共有する。
口頭で発表させる。
答えを出すことが目的ではなく、その過程で面心立方格子をよく観察し、何らかの気づきを得ることが目的だった。
教科書の六方最密構造との比較や、紙(2次元)に書かれた結晶構造を立体的(3次元)にイメージして考えられるようになると嬉しい。