高2 社会/地歴公民 朝廷政治の変容① 中世社会の成立【授業案】中京高等学校 井上萌音
学年 / 教科 | 高2/社会/地歴公民 |
単元 | 中世社会の成立 |
指導要領 | B中世の日本と世界 (2)歴史資料と中世の展望 ア イ |
教科書会社 | 東京書籍『日本史探究』 |
授業者 | 井上萌音(中京高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
授業内の展開はほとんど生徒主体の活動になります。個人で取り組みその後グループ活動を行うことでわからないことを仲間に相談できたり一緒に考えることができたりするのがアピールポイントです。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】後三条天皇の親政から 白河上皇の院政についての知識をつける
①院政のしくみのカードを黒板に提示し、必要事項の説明を行う
②生徒に「2貴族社会と摂関政治②」のプリントを配布し、板書の内容をもとに穴埋めをこない知識の習得を行う
【展開2】資料の読み取り
①板書で示しながら生徒に疑問を投げかけ、課題を提示する
②配布プリントの下部に記載されている資料から「白河上皇はどのように人事を行なっていた?」「白河上皇の評価は?」「院政の結果摂政や関白はどうなった?」「政治で優先されたのは?」「院政の結果天皇はどうなった?」の五つの視点を読み取る。
③個人で5分ほど読み取りを行い、その後無作為の3人グループを作りグループ内で話し合いをしながら読み取りを行う
【展開3】朝廷政治の変容をまとめる
①グループ内で各々のプリントを基に情報分析チャートに平安時代の政治と院政の特徴について箇条書き挙げる
②①で出てきた特徴をもとに大きく変化したところを箇条書きで挙げる
③②を基にまとめの文章を書く
【展開4】意見交流・復習テスト
①それぞれのグループでまとめた情報分析チャートを代表生徒が提出箱に提出をする
②提出された情報分析チャートを複数比較し共通している内容を取り上げ、重要なポイントを整理し、全体でのまとめを行う
③テストカードの一斉解答(ゲーム機能)で本時の知識の内容の確認を行う