高2 現代社会 ロイロノートを活用した環境問題レポート報告会【実践事例】 (愛媛県立津島高等学校)
授業担当者 | 池田 比呂己 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高等学校2年 /現代社会 |
単元 | 環境問題 |
〈実践の概要〉
コロナ禍の中、授業時数の確保のため、休校期間中を利用して各自が環境問題についてレポートを作成し、そのレポート報告を共有することで理解を深めることができた。ロイロノートの活用は、生徒にとっても初めての試みであったが、効果的な学習活動を行うことができた。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
資料の共有が簡単に行える。
発表の様子を動画で撮影して送ることができ、生徒が次に向けて、改善を行うことができる。
自己評価、他者評価の共有ができる。
〈実践の目標〉
環境問題について、理解を深める。
協働的に活動し、他者の考えと自分の考えを比較しながら考えを深める。
ロイロノートを活用し、表現の方法を工夫し、相手に伝える力を身に付ける。
〈授業写真〉
〈場面1〉事前学習、テーマ決め
教科書や資料集を活用し、全体で環境問題の基礎知識を学ぶ。「地球温暖化」「酸性雨」「砂漠化」など各テーマを決めて、レポートを作成することを説明した。
〈場面2〉調べ学習、ロイロノートでの共有
タブレット端末やスマートフォンを活用しながら各テーマで必要な情報の収集を行い、理解を深めた。レポート作成は発表することも踏まえて、工夫して作成されていた、完成後、写真を撮影し皆で共有した。
〈場面3〉発表
各テーマでは発表を行った。ロイロノートのペン機能を活用しながら、クイズ形式やイラスト等を活用して工夫された発表報告が行われた。質問や感想を積極的に発言し合うなど活発な授業展開となった。発表の様子を動画で撮影し、共有することで生徒は次の発表に向けて改善を行うことができた。
〈場面4〉他者評価、自己評価、まとめ
教員による一斉授業で1つ1つを説明するよりも効果的な学習活動になった。レポートは生徒の資料としてノートの中に残っており、テスト前に見返したりする生徒も多かった。授業時数を確保しながら、知識・理解を深め、表現・技術を工夫し、主体的で対話的な深い学びの実践につながった。
〈授業写真〉