高3 社会/地歴公民 日本と清の共通点には、どのようなものがあるだろうか? 結び付く世界と日本の開国【授業案】奈良県立商業高等学校 山本 浩大
学年 / 教科 | 高3/社会/地歴公民 |
単元 | 結び付く世界と日本の開国 |
指導要領 | B近代化と私たち ⑵結び付く世界と日本の開国 |
教科書会社 | 『新選歴史総合』(東京書籍) |
授業者 | 山本 浩大(奈良県立商業高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
生徒が持っている「鎖国」に対する認識とのギャップを、資料等を読み取る中で実感できると思います(授業前に「鎖国」に対する認識を確認するアンケートを行いました)。また資料から情報を読み取る力は、歴史総合で重要だと感じ、作成しています。
各自でワークシートに取り組む(日本の特徴・清の特徴・共通点)ことが難しい生徒も、共有ノートでグループワークに取り組んだり、友だちとの共有やワークシートの見せ合い(生徒間通信)を通して、理解が深められている様子でした。共有ノートは、他の班の様子も参考にできるので、ハードルが下がり、楽しみながら安心して取り組む生徒が多かったように思います。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】日本と清について学ぶ
日本の「鎖国」下での貿易関係について、資料を読み取り、図に表す。
清については、教科書を読みながら、ワークノートの穴埋めを行う。
上記活動や、教科書から読み取れた、日本と清それぞれの特徴を、ワークシートにメモしておく。
【展開2】共通点を見つける
「展開1」で読み取った、日本と清それぞれの特徴から、共通する内容を、ワークシートに書いたり、ベン図に表したりして、整理する。
NHK for Schoolの「思考ツール ベン図」を視聴し、ベン図について理解を深めさせてからスタート。
【展開3】班で共有して深める
「共有ノート」を使用し、3~5人班で活動する。
「生徒間通信」をONにし、自分の考えを、共有しやすくする。
他の人の意見を自分のワークシートに足す場合は、色を変えるように指示する。
電子黒板に投影しながら、数班に発表させる。
【展開4】貿易について考える
日清の大きな共通点であった「制限貿易」について考え、ワークシートに記述する。
ワークシートを提出させる。