高3 商業 販売促進の概要 セグメンテーション(市場細分化)のアイディア【実践事例】 (愛媛県立宇和島水産高等学校)
授業担当者 | 中川 次郎 |
ICT環境 | 授業時:1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高校3年 / 商業 |
単元 | 販売促進の概要 |
〈実践の概要〉
販売促進におけるSTP分析の重要性を具体的事例により説明する。STP分析におけるセグメンテーション(市場細分化)の方法を学ぶ。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
シンキングツールを活用することで、生徒が「考えを生み出す」ことができるようになる。
意見集約と情報共有が簡単に、楽しみながら行える。
〈実践の目標〉
シンキングツールを活用し、自分の出したアイディアを分析する。
STP分析を通して、課題解決能力の育成と知識の定着を図る。
〈場面1〉一斉授業
STP分析についての説明と具体的事例を提示する。STP分析が販売促進に役立っていることを理解させる。実際に宇和島水産高校をセグメント(細分化)してみる。
〈場面2〉生徒個人の作業(アイディアの記入)
セグメントのアイディアをカードに記入させていく。その際に、質ではなくアイディアの量を重要視するように生徒に伝える。
〈場面3〉生徒個人の作業(アイディアの分析)
シンキングツールを利用してアイディアの順位付けを行う。量を重視して出したアイディアの軽重を考える。アイディアをデモグラフィック(人口統計的変数)、ジオグラフィック(地理的変数)、サイコグラフィック(心理的変数)の要素に分類する。
〈場面4〉グループでの作業(アイディアの分析)
各自が提出したアイディアをグループで評価し合う。個人では気付けなかったことがグループではあることを理解させる。集団でアイディアを出すことの重要性に気付かせる。
〈場面5〉まとめ
セグメンテーション(市場細分化)を行う上で多くのアイディアが必要であり、更に必要に応じて分類し、順位付けしていくことを理解させる。次時の予告として、ターゲッティングでは、セグメントされた市場において、対象となる商品を最も購買しそうな人(ターゲット)を選定することを伝える。
〈授業写真〉