高1 体育 ダンス 現代的なリズムのダンス(創作)【実践事例】(水戸啓明高等学校)
授業担当者 | 大野 真子 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高等学校1年生女子 体育 |
単元 | ダンス |
〈実践の概要〉
本年度は、新型コロナウィルスの影響により接触を避けての授業展開として、動画を撮影しながら生徒同士で振り付けを考える、繋げる、合わせるといった授業を実践した。1•2時間を使って基本動作のステップ、サビ部分の振り付けはあらかじめ教師が授業内で振り付けをしたものを使用し、中学校とはまた違ったダンスを創りだす作業として、創作に入る前の準備授業を行う。1分30秒の編集した曲を使用し、グループでダンスを完成させる。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
生徒たちがどのように考えているのか、感想などを通して授業者が確認できる。
ただ考え、踊るだけではなく、グループ内で撮影したものを確認し、意見を言い合える環境が作り出され、次回の授業に繋がる話し合いができていた。
1人1台のタブレットを使用することで毎回、教員側に注目させなくてもタブレットを見ながら授業の進み具合などを生徒も教員もタブレットで確認し、次の指示を出しやすくなる。
〈実践の目標〉
グループで意見を出し合い、撮影した動画を使用することで自分たちの動きを的確に判断することができ、授業展開を自分たちで見出すことが出来るようにする。
感想の提出、動画の提出を徹底することが出来るようにする。
〈授業写真〉
〈場面1〉曲の確認・サビの動作確認をしよう
サビ部分は全員が踊れる状態になっているので、サビ部分をグループで確認する作業も含めて、動画を撮影することによってサビ前、後の動作を撮影し繋げやすくする作業を行う。動画を何度も撮影するうちに立ち位置など自分たちで顔が見えない子などを見つけ、新しく考えだすことができるようになる。
〈場面2〉動画を撮影しながら自分たちで振り付けを考えよう
サビ部分を一通りグループで完成させることにより、創作部分の振り付けを行う作業に入る。曲に合わせて考えカウントをとる、曲の雰囲気を掴み取るなど様々な要素を踏まえて振り付けをしなくてはいけない中で、1人1台のタブレットの使用でグループの中でもまた少人数に別れて振り付けを考える。
〈場面3〉最終的な動画の撮影、感想を提出
最終的に毎回の授業での動画を確認しながら、自分たちで完成させた振り付け動画を撮影し、提出ができるようにする。毎回の授業で提出をしていたことにより、生徒たちも最終的な動画の出来を確認して作業することができる。感想も一緒に提出することによって生徒たちの達成度を確認し、段階を通しての評価をすることが可能になる。