高2 化学基礎 無機化学(金属)の授業について【実践事例】 (西南学院中学校・高等学校)
授業担当者 | 伏貫恭子 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高等学校2年 /化学基礎 |
単元 | 無機化学(金属) |
〈実践の概要〉
(1) クラスを7班に分ける。各班が担当する元素は表1に示す通り。
(2) 指定された元素について調べてまとめる。
授業を割り当てる時間は4時間とし,残りは各自で進める。
(3) 図1のようにグループをシャッフルし,そこで各元素の担当者がグループ内で教え合う。
教え合いの時間は2時間を予定。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
教員からの資料の共有や授業内容の確認などによく利用できた。
生徒達がお互いに資料を共有して、実験やプレゼンを活発に行うことができた。
アンケート機能を用いて簡単に授業の振り返りをすることができた。
〈実践の目標〉
単体と化合物またはその金属のイオン,それぞれの性質に分けてまとめることができる。
実験室的製法ならびに工業的な製法についてもまとめることができる。
問題集の該当する問題を解答し,それに答えられるだけの情報を盛り込むことができる。
〈場面1〉班分けと役割分担,班ごとのスケジューリング
各班で指定された元素について調べるために,役割分担をする。基本的にロイロノートを用いてスライドや資料を完成させる。また,教え合いの日までに資料を完成させるためにスケジュールを立てる。
〈場面2〉実験計画、資料作成
実験をどのように進めて行くか計画を立てて実践する。実験中の画像や動画も記録しておき,発表の際の材料にする。教科書や参考書からも画像を添付して資料を作成する。
〈場面3〉班内での教え合いの後、班替えをして教え合い
班内で教え合いをして担当の元素についての理解を深める。生徒間通信を用いて,良い資料をまとめて完成させる。その後,班替えをして,それぞれの元素について教え合う。
〈授業写真〉