高2 理科 物理 力学 ロイロノートを利用した遠隔板書【実践事例】 (日本大学山形高等学校)

高2 理科 物理 力学 ロイロノートを利用した遠隔板書【実践事例】 (日本大学山形高等学校)


基本情報
授業担当者森谷 英治
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科高等学校2年生 / 理科
単元物理 力学
hr
〈実践の概要〉
授業担当者が急に濃厚接触者疑いとなり,学校に登校できず授業進度が遅れてしまうケースがある。その際に,教員が自宅から映像授業ができるはずはなく(黒板や撮影機材などが無い),物理の教員が少ないため他の先生がピンチヒッターを務めることも時間的に出来なかったため,ロイロノートの画面配信を利用し,授業を展開した。また,音声は携帯電話を利用し,生徒一名に電話をかけ,スピーカーで教室内に聞こえるようにした。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
授業進度の遅れを気にすることがなくなった。
板書自体が記録に残り,生徒が読み返すことができる。
一方的に授業を進めているので生徒の集中力が高い状態を維持できる。

〈実践の目標〉
相手が見えない状態で授業を展開するので,難しいところや理解に苦しむところを丁寧に説明する。
教室全体に声が届くよう,張りのある発声を心掛ける。

〈授業写真〉
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〈場面1〉音声・画面の確認
各自がロイロノートを開き,画面配信と音声が届いているかを確認する。前もって配布しておいた授業教材(今回は問題演習プリント)を各自用意しているか,学級委員に声がけをしてもらう。

〈場面2〉問題演習前の解説
問題演習をする前に,問題を解くポイントや注意すべき点を簡単に解説。その後問題演習。無地のテキストに手書きで書きこんでいき,画面配信を行った。各自がノートにまとめる作業も可能となる。写真はそれぞれの問題に対するポイント解説。

〈場面3〉音声・画面の確認
次回の課題についてPDFにて生徒に配信。印刷の必要もなく,予習に関してのアドバイスを行うことも可能となった。
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