高2 英語 家庭法 If I had one million yen, … (もし100万円を持っていたら…)【実践事例】(名古屋市立山田高等学校)

高2 英語 家庭法 If I had one million yen, … (もし100万円を持っていたら…)【実践事例】(名古屋市立山田高等学校)


基本情報
授業担当者中西 大貴
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科高校2年生/探求英語(学校設定科目)
単元仮定法
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〈実践の概要〉
「もし100万円を持っていたら、何に使うか。」という問いに対して、自分の考えを英語で表現する。授業の導入部分で100万円の使い道に関するアンケート結果を資料として使用して、仮定法の文の作り方を復習する。その後、「100万円の使い道としてもっとも良いアイデアを考えたグループに、100万円をプレゼントする。」という場面を設定し、それぞれのグループで、100万円の使い道を考える。それぞれのグループの作文を、ロイロノートを用いて提出し、その作文を生徒が比較し自分が最もよいと思った作文を1つ決め、投票することで、クラスで最もよいアイデアを決定する。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
資料の配布や回答の提出が容易にできる。
webブラウザ機能を使用し、リンクを配布することで、生徒に参照させたいwebページやwebアプリにアクセスさせることができる。
回答を共有する機能を用いて、生徒が他の生徒の回答を比較したり、検討したりすることができる。

〈実践の目標〉
仮定法を用いた文を正しく作る。
与えられたテーマに関して、自分の考えを論理的に表現する。
他者の英作文を読み、それらを比較し、どの作文が最も優れているか検討する。


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〈場面1〉10代の人の100万円の使い道を予想する
本時の目標が「もし自分が100万円を持っていたら、何に使うか。」という課題に対して、自分の考えを英語で表現することであることを伝える。その後、導入として、10代の若者に聞いた、「100万円の使い道」に関するアンケート結果のグラフを生徒に配信し、アンケート結果の上位5項目を生徒に予想させる。

〈場面2〉仮定法の文の作り方を確認する
<場面1>のアンケート結果の答え合わせを行う。答えを確認した後、それぞれの項目について英語で表現したものを生徒に示し、教師の後に続いて音読を行う。その際に英文をまとめたスライドを生徒用タブレットに配信し、その英文を視覚的にとらえながら音読をしながら仮定法の文の作り方を確認する。

〈場面3〉アイデアを書き出す
「100万円の使い道として、最もよいアイデアを出したグループに100万円をプレゼントする」という場面を設定する。まず、個人で、「自分が100万円を手に入れたら、やりたいこと、欲しいもの」について、思いつく限りアイデアを配布したプリントに書き出す。(この段階では英語でなくてもよい。)

〈場面4〉具体的に説明する
<場面3>で書き出したアイデアのうち、いくつかを取り上げて、なぜそれをやりたい(欲しい)のかなど、自分の出したアイデアに関してさらに具体的な説明を書く。書けたら、そのうち1つを英語で表現し、ロイロノートのスライドに自分の作文をまとめる。自分のアイデアを英語で伝える際に、辞書や、ロイロノートのweb機能を活用してもよい。

〈場面5〉グループで発表する
4~5人程度のグループに分かれ、グループ内で自分の作文を発表する。グループ内のそれぞれの生徒が自分の英作文を発表した後、代表者を1名決める。代表者は自分の作文を提出箱に提出し、クラス全体に共有する。

〈場面6〉それぞれのアイデアを比較し、最もよいものを決める
それぞれのグループから作文が提出されたら、生徒は提出箱から他のグループが提出した作文を読み、どの作文が100万円の使い道として最もよいかを決める。決まったら、教師が配信した投票箱(Googleフォーム)のリンクにアクセスし、最もよかったグループに投票を行う。全員投票し終えたら、教師が結果を発表し、最も票の集まった作文を紹介する。

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