(学校法人 鎮西敬愛学園 敬愛小学校)未就学児が家庭で行う英語フォニックス学習【実践事例】
授業担当者 | 龍 達也 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 未就学児 / 英語 |
単元 | フォニックス事前学習 |
〈実践の概要〉
本校では、週3時間のネイティブによるオールイングリッシュの英語学習を行っている。1・2年生はフォニックス学習が中心となり、ICT機器を使用しながら指導。その取り組みの一つとして行なっているロイロノート・スクールを使った宿題を入学前の児童に対して実施した。
先生から配布した学習カードに子ども(未就学児)が録音・単語の書き取りをしたものを先生に提出する、という流れで進めた。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
ロイロノート・スクールは直感的に操作できるため、就学前の子どもや保護者も使うことができる。
「見る(読む)」「聞く」「書く」「話す(声に出す)」活動に対応しているため、学習活動の幅が広がる。
インプット・アウトプットの機会を増やすことができる。
親子でこうした学習に取り組むことで、本校の英語学習や教育ICT活用における保護者の理解につなげることができた。
〈実践の目標〉
入学前に、本校で行うオールイングリッシュによる英語学習の事前体験を行う。
入学前に、ロイロノート・スクールを使った学習方法に慣れる。
〈場面1〉先生からのカードを使って学習し、学習結果を先生に返信する
先生から「a,e,o,i,u」の発音を学習するためのカードを送信する。カードには単語が示されており、次の5つのパートで5つの単語を学習する。
単語を音と絵と綴りで学習し、子ども(未就学児)が録音・単語の書き取りをしたものをロイロノート・スクールで先生に提出する。
「絵・単語表記を見て単語を聞く」
「絵を見ながら、自分の声で録音する」
「単語をみながら、自分の声で録音する」
「絵を見て、単語を書く」
「先生の発音のみを聞いて、単語を書く」
〈場面2〉先生の採点とアドバイスの送信
子ども(未就学児)が送信してきたものに丸付けし、適宜アドバイスを記入して返信する。