スピードチェック入稿自動データチェック結果解説 – 冊子・カタログ –

スピードチェック入稿自動データチェック結果解説 – 冊子・カタログ –

冊子カタログスピードチェック入稿の「エラー事項」「注意事項」「自動修正事項」について、ご案内いたします。

スピードチェック入稿(冊子・カタログ)で表示される「エラー事項」

表示メッセージ
1-1 「選択されたファイルがPDF互換ファイルとして作成されていないため、処理を行うことができませんでした。」
解説:
スピードチェック入稿ではAdobe illustratorをご利用の場合、PDF互換ファイルとして保存していただく必要があります。ファイルをご確認の上、再度アップロードをお試しください。

1-2 「このファイルは、確認用PDFデータの可能性がございます。確認用PDFデータは印刷にご利用いただくことができません。ファイルをご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
確認用PDFデータは、解像度を落としており、印刷にご利用いただくことができません。オンラインデザインで制作されたデータの場合は、「オンラインデザインから選択」から選択ください。

1-3 「PDFの編集に制限がかかっているため処理できませんでした。」
解説:
PDFの編集に制限がかかっています。PDFに設定しているセキュリティ設定をご確認の上、文書の変更を許可するようにしてください。PDFのセキュリティに関しては Adobe公式サイト で解説しております。

1-4 「アップロードされたファイルを処理した結果、空白になるページが検出されました。ファイルをご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
アップロードされたデータで、ページ内に正しくデザインが配置されていない場合や、再処理設定により中央から切り抜く処理を行った際に空白となってしまったページが含まれる場合に表示されます。ファイルをご確認の上、再度アップロードをお試しください。

1-5 「選択されたファイルにセキュリティ設定(パスワード・印刷制限など)がされている、または破損しており正しく処理ができませんでした。ファイルをご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
ご入稿いただいたファイルが破損している、またはセキュリティ設定(パスワード・印刷制限など)がされている場合などは、スピードチェック入稿の処理時に処理ができない場合がございます。
※PDFデータのセキュリティ設定に関しては こちら

1-6 「選択されたファイルが破損しているかサポート以外の形式だったため入稿ファイルを開くことができませんでした。ファイルをご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
ご入稿いただいたファイルが破損している、または対応していないフォーマット(拡張子)でファイル名のフォーマット(拡張子)のみ変更された場合などは、スピードチェック入稿の処理時に処理ができない場合がございます。ファイルをご確認の上、再度アップロードをお試しください。
※ 対応拡張子一覧は スピードチェック入稿 – 対応拡張子一覧 – をご覧ください

1-7 「フォントの埋め込み処理に失敗しました。フォント情報をご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
ラクスル側では埋め込みが不可能なフォントが含まれている場合に表示されます。フォント情報を変更していただくか、アウトライン化を行ってください。
またMicrosoft Officeで作成されたファイル内に箇条書きの文字が含まれる場合に表示がされることがあります。そのため箇条書きの文字を利用しているファイルでこのエラーが表示された場合は、箇条書きを利用しないよう修正いただくか、オペレータチェック入稿をご利用ください。
※ Adobe Illustratorでアウトライン化を行う場合:フォント(書体)設定:Illustrator

1-8 「フォントのアウトライン化処理に失敗しました。フォント情報をご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
ラクスル側では印刷する上で問題のあるフォントはアウトライン化しています。このエラーは問題のあるフォントのアウトライン化に失敗した場合に表示されます。使用フォントを変更していただくか、お客様側でアウトライン化を行って再度入稿してください。
上記対応ができない場合にはオペレータチェック入稿をご利用ください。

1-9 「データ内に不整合を検出しました。ファイルをご確認の上で、再度PDFの書き出しをお試しください。また解決しない場合は、オペレーターチェック入稿よりデザインデータを選択してご入稿ください。」
解説:
アップロードされたデータで、ページ内の一部だけにデザインが配置されており、それらのデータを再処理した結果、白紙として検出された場合に表示がされます。

1-10 「この注文は現在入稿できません。恐れ入りますが、データ入稿一覧より再度お試しください」
解説:
入稿操作いただいた注文のステータスが不正な場合に表示がされます。

1-11「デザインデータの中に文字化けした文字が含まれている可能性があります。ファイルをご確認の上で、再度PDFの書き出しをお試しください。また解決しない場合は、オペレーターチェック入稿よりデザインデータを選択してご入稿ください。」
解説:
アップロードされたデータの中に文字化け(トウフ)が含まれていた場合に表示がされます。また元データでは文字が見えていても、PDFにする過程で文字化けが発生する場合がございます。必ず入稿するPDF(オンラインデザインをご使用の方は、確認用PDF)をご確認ください。

1-12「このファイルは、オンラインデザインのプレビュー用PDFデータの可能性がございます。プレビュー用PDFデータは印刷にご利用いただくことができません。「オンラインデザインから選択」から入稿されたいデザインを選択してください。」
解説:
オンラインデザインの確認用PDFデータは、解像度を落としており、印刷にご利用いただくことができません。オンラインデザインで制作されたデータに関しましては、「オンラインデザインから選択」から選択ください。

1-13「システムで問題が発生しました。時間をおいて再度お試しください。」
解説:
スピードチェック入稿の処理の際に、システムで何かしらの問題が発生した場合に表示されます。再度お試しいただく、またはオペレータチェック入稿をご利用ください。またデータを差し替えると解決する場合があります。

1-14「正常に埋め込みできないフォントがあるため処理できませんでした。フォント情報をご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
正常に処理できないフォントが使用されています。Adobe Acrobat Reader もしくは Adobe Acrobat Proで該当ファイルを開いていただくと問題のフォントが検出されますので、該当のフォントを変更いただき再度アップロードしてください。

1-15「選択されたファイルの印刷カラーが、注文の印刷カラーと異なるため正しく処理ができませんでした。ファイルをご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
アップロードされたデータのカラーと、ご注文いただいた注文仕様が一致しなかった場合に表示されます。ファイルとご注文内容をご確認ください。ご注文の注文仕様が異なる場合はキャンセルの上で再注文をお願いいたします。

1-16「埋め込みが許可されていないフォントがあるため処理できませんでした。フォント情報をご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
アップロードされたデータ内に、埋め込みが許可されていないフォントが含まれており処理ができませんでした。そのためデータ内で使用している全てのフォントを別のフォントに変更して、再度アップロードをお試しください。

1-17「入稿ファイル内で使用されている画像の一部が壊れているため処理できませんでした。ファイル内で使用している画像をご確認の上、再度アップロードをお試しください。」
解説:
アップロードされたデータ内に、一部画像が壊れているデータがあった場合に表示されます。データ内で使用している画像を差し替え直して再保存し、アップロードをお試しください。


スピードチェック入稿(冊子・カタログ)で表示される「注意事項」

表示メッセージ
2-1 「小さいサイズのフォントが含まれているため、文字が読みづらい仕上がりになることがあります。」
解説:
入稿データにフォントサイズが6pt未満のフォントが含まれている場合に表示されます。

2-2 「解像度の低い画像が含まれているため、仕上がりが粗くなることがあります。」
解説:
入稿データに90dpi未満の解像度の低い画像が含まれている場合に表示されます。
画像の解像度について

2-3 「塗りつぶし部分に色味の薄い部分があるため、仕上がりにうまく反映されないことがあります。」
解説:
入稿データの塗りつぶし部分の総インキ量が10%未満だった場合に表示されます。
※入稿データに使用している画像の総インキ量が10%未満だった部分に関しては、注意事項が表示されません。

2-4 「線に色味の薄い部分があるため、仕上がりにうまく反映されないことがあります。」
解説:
入稿データの境界線部分の総インキ量が10%未満だった場合に表示されます。

2-5 「余白が検出されました。」
解説:
入稿データの周囲に大きな余白が含まれている場合に表示されます。再処理設定機能をお試しいただき、それでも問題がある場合はオペレーターチェック入稿をご利用ください。(再処理設定機能についてはスピードチェック入稿 – 再処理設定機能について –をご覧ください。)
※背景を白で設定されている場合や、意図的に白フチを作成された場合に表示されることがあります。


スピードチェック入稿(冊子・カタログ)で表示される「自動修正事項」

表示メッセージ
3-1 「注文サイズに基づいて、サイズを調整しました。」
解説:
入稿データのサイズが注文サイズと異なる場合、注文サイズ合わせて入稿データの縦横比を維持して拡大縮小します。
※注文サイズと同じ大きさにならなかった場合、余白を加えて入稿データのサイズを整えます。

3-2 「注文サイズに基づいて、デザインを調整しました。」
解説:
弊社テンプレートを使用されている場合は、入稿データのデザイン部分を注文サイズの大きさに基づいて切り取ります。
※テンプレートサイズと注文サイズが異なる場合、正しく処理ができませんのであらかじめご了承ください。

3-3 「印刷用にカラーを最適化しました。」
解説:
RGBカラー・特色をご使用の場合、印刷に適したデータカラーに変換させていただきます。
また、ご注文された印刷カラーがモノクロであり、かつ入稿データのデータカラーがモノクロではない場合、モノクロへの変換処理も同時に行わせていただきます。

3-4 「注釈情報(ノート・ハイライト・コメントなど)を埋め込みました。」
解説:
スピードチェック入稿では、入稿データに表示設定になっている注釈情報がある場合、そのまま埋め込みデザインとして読み込ませていただきます。
※注釈の機能に関しては こちら

3-5 「フォーム情報を埋め込みました。」
解説:
スピードチェック入稿では、入稿データにフォームフィールド情報がある場合、そのまま埋め込みデザインとして読み込ませていただきます。
※フォームフィールドに関しては こちら

3-6 「透明効果がある部分を埋め込みました。」
解説:
透明効果をご使用の場合、透明効果を保ったままデータを読み込ませていただきます。
※Adobe Illustratorでの透明効果に関する説明は こちら

3-7 「線がかすれないように、細い線幅を修正しました。」
解説:
線幅が0.07mm未満のものは、0.07mmになるように調整させていただきます。

3-8 「白色のオーバープリント設定を削除しました。」
解説:
白のオブジェクトおよびテキストにオーバープリントが適用されている場合、他の色が印刷されないように仕様の変更を自動で行わせていただきます。
※Adobe Illustratorでの白のオーバープリント削除に関する説明は こちら

3-9 「黒色のテキストにオーバープリント設定を適用しました。」
解説:
黒色のデータの周りに隙間ができないように、仕様の変更を自動で行わせていただきます。
※Adobe Illustratorでのオーバープリントの適用方法は こちら

3-10 「裏移りやにじみが起きにくいように、インキ量を調整しました。」
解説:
スピードチェック入稿では総インキ量が340%を超える部分に関しては340%以下となるように修正をさせていただきます。
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