劣後
劣後とは「検索時に、優先的に表示させたくない言葉」のことを指します。
これは「略語などの丁寧ではない言葉」や「推奨していない言葉だけれども、検索にはヒットさせたい」というケースに適しています。
指定方法は半角記号のコロン「:」を使います。
劣後に指定された言葉は、「その言葉で質問されない限りは、デフォルトで表示させない」という動作が可能になります。
例
例えば、
スマートフォン/スマホ/Smartphone
という言い換え表現を使うとします。 ? ([スマートフォン]|:スマホ|:smartphone)で[電話]をかける
(
スマホ
と Smartphone
の前に半角記号のコロン「:」を入れる)この場合、「電話」で検索をすると必ず
スマートフォンで電話をかける
が表示されます。 スマホで電話をかける
や smartphoneで電話をかける
は、対応する単語の「スマホ」や「smartphone」で検索が行われたときだけ表示されます。もし、
? ([スマートフォン]|スマホ|smartphone)で[電話]をかける
のように劣後の指定がされていない場合は、パイプライン「|」の単語はランダムで選択されます。そのため、以下のように「スマホ」という略語の形でも検索結果として表示されるため、丁寧さに欠ける表現になります。「劣後」の機能は、検索には対応したいけれど積極的に表示したくない言葉に適しています。
※注意
劣後は、必ずカッコ内で優先表示させる言葉(劣後指定していない言葉)と組み合わせる必要があります。
例えば「電話」での検索では
電話をかける
を表示させ、「スマートフォン」や「スマホ」で検索されたときだけ スマートフォンで電話をかける
や スマホで電話をかける
を表示させたい場合は、劣後を以下のように記述します。 ? (:[スマートフォン]で|:スマホで)[電話]をかける
とした場合、意図したとおりに劣後が機能しない(「電話」での検索でも必ず スマートフォンで電話をかける
または スマホで電話をかける
が表示されてしまう)ため、注意が必要です。