意図予測検索2
Helpfeelが2024年6月24日より提供を開始した新しいAI検索アルゴリズムです。
本アルゴリズムは、AIが事実ではない情報を生成する「ハルシネーション」を発生させることなく、文章の意味に基づいたFAQ検索を実現します。
意図予測検索2の特徴
従来の当社独自の意図予測検索にAIを掛け合わせた新たなAI検索アルゴリズムです。
従来の検索アルゴリズムで、「nohit」や「曖昧ヒット」となっていたキーワードに対してベクトル検索を行うことで、意味の近しい質問文をサジェストできるようになります。
検索結果に表示される文章は、質問文として設定されている文章となりますので、ハルシネーションを発生させずにより高い検索性を実現します。
分析・運用に関する変更点
従来のnohitキーワードの分析が変更になります。
有効化前…
nohit
:検索結果が0件であったキーワード / 割合 有効化後…
no-strict-hit
:類似のキーワードが見つからなかったキーワード / 割合 ※意図予測検索2の有効化により、検索結果0件のキーワードが発生しなくなるため上記の仕様となっています。
ご提案は「
no-strict-hit
をなるべく減らしましょう」となり、従来と大きな変更はありません。 no-strict-hit
は従来の nohit
より多く計測され、また増加幅もFAQにより差が大きいため、目標値は有効化後に再設定します。お申し込み方法
ご利用希望の場合は、弊社カスタマーサクセス担当に一度ご相談ください。
環境によってはご利用いただけない場合があります。
補足
意図予測検索2の有効化後、従来の検索アルゴリズムに戻すことも可能です。
意図予測検索2を有効化した際の実際の動きは Gyazo ヘルプ でお試しいただけます。
Gyazoは、株式会社Helpfeelが提供しているスクリーンショット共有サービスです。
意図予測検索2有効化後は、AIが検索キーワードに劣後指定した言葉が近いと判断した場合、劣後指定した言葉が検索結果に表示されることがあります。
例:質問文中で「大きい」を劣後指定した際、「ビッグ」の検索で適切な質問文が他にない場合「大きい」が検索結果として表示される。
よくある質問