中1 国語 「少年の日の思い出」ヘルマン=ヘッセ 〈小説〉振り返って見つめる【授業案】聖パウロ学園光泉カトリック中学校 高尾昂
学年 / 教科: | 中1 国語 |
単元: | 〈小説〉振り返って見つめる |
指導要領: | 小説を詠み、考えたことを伝え合う。(Cイ) |
教科書: | 三省堂「現代の国語1」 |
授業者: | 高尾昂(聖パウロ学園光泉カトリック中学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
受身になりがちな読解の授業ですが、生徒が主体的に取り組めるように工夫をしました。またシンキングツールを使い、「根拠をもって答える」という点を「見える化」することで意識させられたと思います。多くの場合、授業内で全員が自分の考えを発表するのは時間的に難しいと思いますが、今回は動画をつくることでその課題はクリアできました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】全文通読・人物関係の把握
• 登場人物の関係性に注目しながら全文を通読する。
• 「ウェビング」を活用して人間関係を整理する。
【展開2】ジグソー法を用いて「なぜ『ぼく』がチョウを粉々におし潰したのか」という問いについて考える❶
• ジグソー法を用いて、単元を貫く大きな問いに対してアプローチする。
• 「ホームグループ」を4分割してそれぞれの小課題に取り組む。その際、「クラゲチャート」を用いて、自分の考えの根拠を明示させる。
• 「エキスパートグループ」内で交流をすることで、自分の考えを深化させる。
【展開3】W列ジグソー法を用いて「なぜ『ぼく』がチョウを粉々におし潰したのか」という問いについて考える❷
• 「エキスパートグループ」で出た意見を持ちより、主課題に取り組む。その際、「ピラミッドチャート」を用いて【自分の答え】→【そのように考える理由】→【根拠となる本文中の記述】を整理させる。
【展開4】プレゼンテーション
• 「ピラミッドチャート」で使用したカードを繋いでプレゼンテーションをつくる。
• 全体で発表をする。
• レコーディング機能を用いてプレゼンテーション動画を作り提出する。