中1国語 総合的な学習の時間 中3英語 特定の単元ではなく、年間を通しての実践【実践事例】福島県白河市立大信中学校 森田 淳
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授業担当者 | 森田 淳 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 中学校1年/国語、総合的な学習の時間、中学校3年/英語 |
単元 | 特定の単元ではなく、年間を通しての実践 |
〈実践の概要〉
本校では家庭学習への取り組みの強化に、学習委員会を中心に学校全体で取り組んでいる。また、本校の研究主題である「確かな学力を身に付ける学習指導の工夫」を充実させていくのに家庭学習は重要な手立ての一つとなっている。そこで、家庭学習を充実させるために、ロイロノートを使用できないか本校でも研究し実践している。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
文字だけでなく音声や画像を提出することができる。
生徒の意見や学習したこと等が生徒にも教師にも蓄積されていく。
簡単にアンケートを作成でき視覚的効果が高い。
欠席生徒にも、授業の資料が届くので授業の様子が把握しやすく、また、自宅にいても課題の提出ができる。
〈実践の目標〉
ロイロノートを使用して家庭学習をすることで自己マネジメント力の育成につなげる。
〈場面1〉英語科「英語の音読」
英語の理解を深めるために英文をくり返し読むことは必要な活動である。本校では家庭学習として英語の音読を自分で録音して提出させている。生徒は、繰り返し読む練習をし、発音やイントネーション、感情表現を工夫したものを提出していた。中にはBGMをかけながら音読している生徒もいて意欲的な取り組みが見られた。読み間違いをしやすい単語や全体の発音チェックができるので、その後の指導や評価に活用することができた。
〈場面2〉国語科「文学的文章の朗読」
一人ひとりの読む力を個別に指導するには時間を多く要する。家庭学習として朗読を自分で録音して提出させている。何度も録音ができるので生徒は繰り返し練習し、より良いものを自分で選び、提出している。また、教師はその音声をじっくりと聞くことができ、その後の指導や評価に活かすことができる。
〈場面3〉総合的な学習の時間「学習旅行新聞作成」
総合的な学習の時間では、学習旅行のまとめの新聞づくりの際に、ロイロノートを使用して作成している。形式はPCで作成したものをPDF化し、ロイロノートで生徒に送っている。現地での写真もロイロノートの資料箱に入れて自分で必要な写真を選ぶ形をとっている。その際には、著作権や肖像権についても同時に指導し情報モラルの強化にもつなげている。