中3 国語, 英語, 道徳 ないた赤おに 話の内容を読み取ろう【授業案】茨城県立つくば特別支援学校 岡本功
学年 / 教科: | 中3 国語, 英語, 道徳 |
単元: | 話の内容を読み取ろう |
指導要領: | 中学部国語 2段階 A聞くこと・話すこと ウ |
教科書: | 特別支援学校星本 |
授業者: | 岡本功(茨城県立つくば特別支援学校) |
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解説動画
作成者からのアピールポイント
本実践では、コミュニケーション能力に障害特性がる生徒に対し、他者の気持ちを読み取る学習を行った。自立活動と連携した「教科」として国語科の学習では、ロイロノートを用いて文章から心情を読み取るだけでなく、他者の意見を受け止め、ディスカッションをとおした「対話」をすることで、学びを広げ深めていく指導が必要であると考えた。
また、「学びの過程」を重要視し、自身の「見方・考え方」がどう変わっていったか、常に振り返ることができるようにすることによって、今後の自分の人生で生かせるような深い学びになるような支援を行った。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】学習内容を知る。気持ちとは何か、考える。
• 本時の目標を確認した後に、「他者の気持ち」とはどういうことか確認する。
• 赤ちゃんが泣いている写真や、困った表情をしている犬の写真などを見て、自由に回答できる活動を行う。
• 答えは、ロイロノートで比較して他者と共有する。
【展開2】本時のあらすじを知る。黙読をする。
• ロイロノートで再編成したデジタル教科書を作成し、挿絵により心情を予想できないよう工夫した。
• 登場人物の気持ちが分かる箇所にマーカー機能で線を引き、回答を比較した。
【展開3】登場人物の心情を考える。挿絵の吹き出しに気持ちや セリフを入力する。
• 挿絵を用いて、本時の一場面における登場人物のセリフや心情を考える
• ロイロノートで全体提示による整理・比較をしたうえで、意見について発表・ディスカッションをした。
• 「言語化・対話」に重みを置き、「なぜ」「どうして」といった生徒の考えを引き出せることを重要視した。
【展開4】授業の振り返りをする。ワークシートに記入する。
• ロイロノートでワークシートを配信し、本時に頑張ったことを確認することで、次時への意欲付けを図ることができるようにした。