中3 社会 二度の世界大戦と日本 第二次世界大戦勃発の理由の考察を手掛かりにして、よりよい未来の在り方を構想しよう 【授業案】愛媛大学教育学部附属中学校 江角 紀行
学年 / 教科: | 中3 社会 |
単元: | 二度の世界大戦と日本 |
指導要領: | 近代の日本と世界 (カ)第二次世界大戦と人類への惨禍 |
教科書: | 東京書籍 |
授業者: | 江角 紀行(愛媛大学教育学部附属中学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
シンキングツールやトゥールミン図法、OPPAなどを活用させながら生徒に深く考えさせ、生徒間の議論を通して知識の再構成を図らせ、「歴史を学ぶと未来が見えてくる」を実感させることを目指しました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】第二次世界大戦勃発の理由を発散する
①既習事項らか第二次世界大戦勃発の理由をたくさん出す。
【展開2】第二次世界大戦勃発の理由を多面的・多角的に分析・検討する
①【座標軸】を使って、理由を「世界」「日本」「政治」「経済」に分類する。
②理由を時系列に並べ、関係のある事象同士を結ぶ。
③【ピラミッドチャート】を使って、理由を順序づけする。
【展開3】第二次世界大戦勃発の理由とそれを基にした第三次世界大戦勃発の確率について、議論し、意見を再構成する
①トゥールミン図法を使って、第二次世界大戦勃発の最大の理由と第三次世界大戦勃発の確率を論理的に説明する。
②意見について、「事実」「解釈」「事実と理由付けの関係性」の視点で妥当性を議論する。
③小集団、全体での議論を通して、意見を再構成する。
【展開4】議論を基に、よりよい社会の在り方について構想する
①全体の活動や意見の変容を基に、振り返りを行う。
②パフォーマンス課題を通して、よりよい社会の在り方を構想する。