中3 数学 カレンダーの規則性を見つけ出し、数学を用いて表そう! 数と式【授業案】藤村女子中学・高等学校 石川彩加
学年 / 教科 | 中3/数学 |
単元 | 数と式 |
指導要領 | A数と式 (2)ウ |
教科書会社 | これかれの数学 |
授業者 | 石川彩加(藤村女子中学・高等学校) |
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解説動画
作成者からのアピールポイント
数学がどのようなところで使われているのか、カレンダーという身近なものを用いて規則性を見つけ出し、証明を行うというような授業です。自分の考え方だけでなく、他の生徒の考え方も共有することで理解をより深めることができます。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】授業内容の説明
ロイロノートで画面共有をしながら、本時の授業内容を伝える。
今回はカレンダーを見てその中に隠れる規則性を見つけ出すことをテーマとしている。
ここでのポイントは規則性を見つけることができたら、実際にそれがどうして成り立つのかを数式を用いて表すことができることを知ってもらうということ。
【展開2】自分の考えを発表
まずは適当な箇所を5つくらい試した後で、一般的にどのような性質があると考えられるかを求める。
生徒の中には一般的に表すことができなかったり、証明が最後までできない生徒もいるため、できなかった人はグループのメンバーに「ここからどのようにしたら良いか」を発表しながら問いかけるように指示。
発表者はロイロノート上でスライドを見せながら聞き手からの質問に答え、聞き手はロイロノート上に発表者の「カレンダーの性質」と証明をまとめる。
【展開3】友だちの発表を聞く
友だちの見つけた発表を聞いて、自分と同じ考え方や異なる考え方を見つける。同じ規則性ではあるが、証明の仕方が異なる場合もあるためメモを取らせながら行う。
ただ友だちの考え方を写すだけでなく、なぜここをnと置いたのか、などわからないところは質問し合うようにする。
ロイロノートの提出箱にて、生徒全員分の「自分で見つけた性質」が入っており、回答を共有しているため、自分の見つけたもの以外の性質を理解し、証明も含めて学ぶ機会を持つことができる。
【展開4】授業で感じたことを提出
友だちの見つけた規則性はどのようなものだったかを自分でまとめる。
規則性を数学を用いて表すにはどのようなことが大切であったかをまとめる。
上記のことから考えたことやわかったことをまとめる。
提出されたものは添削し、生徒へ返却。