中3 理科 変形した生態ピラミッドは元の形に戻るのか? 生物と環境との関わり【授業案】別保中学校 石崎 和希
学年 / 教科 | 中3/理科 |
単元 | 生物と環境との関わり |
指導要領 | 生物と環境(ア)自然界のつり合い |
教科書会社 | 自然の探求 中学理科3 |
授業者 | 石崎 和希(別保中学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
共有ノートや複数のシンキングツール、提出箱の活用から、生徒が主体的に思考して自分の考えを表現できる授業であり、一人一人が自分の考えを持ちやすい内容構成であると考えています。また、増減する生物を変えることで、様々な視点から食物連鎖を考えることができ、応用も利かせられます。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】7種類の生物をランキング付けしよう(前時の復習)
①7種類の生物が書かれているダイアモンドランキングを送り、強いと思う生物順に上から並び替えを行う。
②ピラミッドチャートにツールを切り替えて、生物を食物連鎖の順に並べたあと、最初に作成したランキングと比較する。(生態ピラミッド図を参考にしながら並べる。)
【展開2】生態ピラミッドの変形をイメージしよう
「もしも植物の数が増加したら」という仮説を立て、肉食動物と草食動物の数量的な変化とその理由を考える。(ツール:キャンディチャート)
①個人思考
②提出箱に提出→回答を共有 ※周囲の意見を踏まえて考えが変化しても良い
【展開3】生態ピラミッドは元の形に戻るのか考え、発表してみよう
「植物の増加」から生態ピラミッドはつり合う形に戻るのか班で思考し、共有ノートを用いてスライドを作成する。→全体に発表・提出を行う。(ツール:ピラミッドチャート)
・増加する場合…テキストを外側に広げる
・減少する場合…テキストを内側に狭める
・どうしてそのような形に変化するのかを、【説明】欄に記述する。
・シートをコピーして必要な枚数を決定する。
【展開4】まとめと発展
①生態ピラミッドは変形しても最終的につり合うことをまとめる。
②生態ピラミッドが崩壊してしまう時があることを知り、その原因を考える。
③青のテキストが崩壊させる原因であると仮定して、左の図が何を表しているか考える。
④外来種や自然災害が生態ピラミッドを崩壊させることがあると理解する。