中3 社会/地歴公民 地域の声を聞いてより良い地域を目指した提案をしよう 現代の民主政治と社会〜地方自治と私たち〜【授業案】宮城県仙台市立蒲町中学校 相澤 祐介

中3 社会/地歴公民 地域の声を聞いてより良い地域を目指した提案をしよう 現代の民主政治と社会〜地方自治と私たち〜【授業案】宮城県仙台市立蒲町中学校 相澤 祐介


基本情報
学年 / 教科中3/社会/地歴公民
単元現代の民主政治と社会〜地方自治と私たち〜
指導要領C私たちと政治(2)民主政治と政治参加
教科書会社東京書籍
授業者相澤 祐介(宮城県仙台市立蒲町中学校)

単元全体


解説動画


作成者からのアピールポイント
展開3ではゲストティーチャーを交え意見交流を行いました。将来、地域社会の担い手となる生徒の意見を肯定するだけでなく、改善点や課題を述べてもらうことで大人の視点と自分たちの視点に異なっている部分があることに気づかせようとしました。
また、より良い地域を目指した提案を考える際には生徒たちは班ごとにシンキングツールを自由に選びまとめました。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】仙台市の政治はどのような仕組みで行われ、その財政にはどのような特徴があるのだろう?
①地方自治体によって抱える問題や、力を入れるべき取り組みが異なっていることに気付く
キャンディーチャートを用いて国内の条例について調べ、まとめる
フィッシュボーンチャートを用いて「議院内閣制」と「二元代表制」について教科書やインターネットを基にまとめる
作成したチャートを提出し、全体で共有する
②異なる自治体の試料を基に仙台市の財政の特徴や課題について考察する
ベン図を用いて3つの自治体の収入と支出を比較し、カードに記入する
それぞれの自治体で共通することを見つける
カードの送信機能を用いて意見交流を行う


【展開2】仙台市(蒲町)の課題は何?どうすれば解決できるだろう?
③生徒から地域の課題を挙げてもらい、ゲストティーチャーの方々に事前に回答をもらう
地域の課題について整理する(水色カード)
ゲストティーチャーから頂いた意見・回答(緑カード)
※事前にゲストティーチャーから意見・回答をもらうことで生徒たちを思考の練り直しを促す。
〜実際にお越し頂いたゲストティーチャー〜
市役所職員(町づくり振興課)
保護者
地域のスーパーバイザー
④ピラミッドチャートを用いて3つの視点からより良い地域を目指すための提案について整理する
③で使用したシートから生活班ごとに提案をしたい分野を自由に選ぶ
共有ノートを作成し、ピラミッドチャートを用いて目指す地域の姿について考える
※生徒たちは「生徒目線」と「大人目線」で地域の課題への捉え方が異なっていることに気づきながら提案を練り直していく


【展開3】2040年も住み続けたい蒲町とは? 地域の声を聞いてより良い地域を目指した提案をしよう
⑤予想される質問に対してバタフラチャートを用いて整理する
ゲストティーチャーと意見交流に向けて賛成・反対意見をグループで考える
⑥意見交換を行いながら、提案内容をまとめる 共有ノートを作成し、班ごとにまとめる
使用するシンキングツールは班ごとに自由に選択させる
3人のゲストティーチャーとの意見を交換しながらより良い提案内容を考える


【展開4】私たちは地方の政治にどのようにに関わっていくのだろう?
⑦前時の提案内容を振り返りながら情報分析チャートにて単元の振り返りを行う
ゲストティーチャーの話を聞く前と後で地域の政治との関わり方への考え方の変化をまとめる(ピンクカード)
単元の最初に提示した問いについて改めて考察する(緑カード)
単元を終えて今後の学びについて見通しを持たせて振り返る(青カード)
提出後、全体共有を行う


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