中3 社会/地歴公民 第二次世界大戦のまとめ 二度の世界大戦と日本【授業案】恵那市立岩邑中学校 伊藤 文彬
学年 / 教科 | 中3/社会/地歴公民 |
単元 | 二度の世界大戦と日本 |
指導要領 | 近代の日本と世界(カ)第二次世界大戦と人類への惨禍 |
教科書会社 | 東京書籍 |
授業者 | 伊藤 文彬(恵那市立岩邑中学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
この授業を通して、今までの学習内容を活用して自分の考えを表現できる力や、社会的事象を自分事として捉え、社会に生きる市民として、今後の世の中のために自分にできることを思考できる力を育みます。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】課題に対する自分の考えを発散する
本時は、単元の終末の授業であり、上記の課題は単元の導入時に「単元を貫く課題」として設定しておく。
前時までの学習内容が想起できるように、ウェビングを活用して、課題に対する自分の考えの根拠となるキーワードをたくさん書き出す。
【展開2】ウェビングを整理し、自分の考えをもつ
展開1のウェビングで書き出したキーワードを、「国際情勢・国内情勢・世界と日本の両方に関わるもの」の3つの視点に整理し、関連するキーワードを結び付ける。
整理したウェビングをもとに、3~5つのキーワードを選び、それを根拠にして、自分の考えを話せるようにする。
【展開3】グループで交流し、自分の考えを文章にまとめる
グループごとに「共有ノート」を作成し、班員全員でダイアモンドランキングを操作できるようにする。また、展開2で考えた自分の意見を班員に伝え合う。
グループ交流で出てきたキーワードを、ダイアモンドランキングを使って整理する。その際に、国内情勢に関わるものを右側(青)、世界と日本に関わるものを中央(黄)、国際情勢に関わるものを左側(赤)にまとめる。また、重要度の高いキーワードほど、ダイアモンドランキングの上の方に並べる。
グループ交流で、心に残ったキーワード5つを、クラゲチャートに書き出す。
クラゲチャートに書いたキーワードを全て使って、ワークシートに自分の考えを文章にまとめる。
【展開4】世界平和のためにできることを考える
第二次世界大戦後も世界では戦争や紛争が起こっていること、SDGsにも平和についての項目(16.平和と公正をすべての人に)が掲げられていることを伝える。
日本では、戦争経験者の高齢化が進み、戦争の体験談を語れる人が少なくなっている事実を確認する。
単元を通じで学んだことや本時で考えたことをもとに、戦争のない世の中を実現するために、自分にできることを考える。その考えを、展開3で活用したワークシートに書き加え、「提出箱」に提出する。