中1 理科 植物の世界 顕微鏡の使い方をうまくなろう【実践事例】(新潟市立白南中学校)
#実践報告 #授業実践事例
授業担当者 | 内田隆志 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 中学校1年 / 理科 |
単元 | 植物の世界 |
〈実践の概要〉
中学校理科1年生の顕微鏡の使い方の習熟で、生徒同士による相互評価を行いました。その中で顕微鏡を操作する様子は、タブレットを使って動画で撮影し、くり返し見直したり、他の生徒と共有・比較したりすることで、生徒自身が自らの操作方法についての気づきを得てレベルアップを図れるよう活動を組織しました。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
映像や評価コメントを生徒同士が自由に共有することができる
生徒の操作のようすについて教師が映像記録としてデータを保存することができる
生徒が自分の行った操作について映像を使って振り返ることができる
〈実践の目標〉
生徒に自分の顕微鏡を操作している映像を見ることや、相互評価することを通して、顕微鏡の使い方を習熟させる
〈場面1〉顕微鏡の使い方とプレパラートの作成方法の解説
教師が顕微鏡の使い方とプレパラートの作成方法を演示し、気をつけるポイントなどを解説する。
〈場面2〉顕微鏡操作の練習と撮影相互評価
クラスを4人グループで分け、それぞれ顕微鏡を操作する生徒、その様子を動画で撮影する生徒、操作のようすを見て評価する生徒と分けローテションしながら活動を行った。
〈場面3〉生徒同士による相互評価
評価する生徒の評価用紙は教師がつくったpdfシートを生徒にロイロノート上で配布しそこにコメントや評価を入力させた。
〈場面4〉映像を見ながら自己反省
撮影した映像や評価を記入したシートは生徒間共有機能を使い顕微鏡を操作した生徒の端末に送らせた。そのため操作を行った生徒は自分がやっているようすや他の生徒からのコメントを手元にもち、そこに加筆しながら自分で反省できるようにした。
〈場面5〉評価シートと映像の提出
授業の最後に生徒全員の映像と評価シート(自己反省が加筆されたもの)を教師用端末に提出機能を利用して提出させたこれにより、これにより教師は数十人文のデータを一括して、瞬時に集めることができ授業後の作業の効率化を行うことができた。