中3 国語 故郷_魯迅 プレゼンテーション【実践事例】 (森村学園中等部・高等部)
授業担当者 | 柏木晴貴 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 中学校3年 / 国語 |
単元 | 故郷 魯迅 |
〈実践の概要〉
「私」と「ルントウ」の再会シーンについての学習活動。なぜ「ルントウ」は「私」のことを以前のように「シュンちゃん」ではなく、「だんなさま」と呼んだのかについてを学習課題とした。4人程度のグループで検討を行い、ロイロノートを用いてプレゼンテーションを行った。プレゼンテーション後は発表に対する質問やそれに対する返答をさらに行った。プレゼン資料の作成方法の説明にそれほど時間をかけなくても活動に取りかかれる点と意見を視覚的に共有できる点、訂正や修正、添加等をその場で行える点が魅力的であった。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
操作方法が簡単であり、説明の時間が短時間でよいこと
発表資料への書き込みが容易
意見を視覚的に共有することが可能
プレゼン資料を作成することで意見の共有と抽象化が自然と行われたこと
〈実践の目標〉
「私」と「ルントウ」の間にある「壁」がいかにして形成されたかを理解する。
自分の意見を効果的に発表する。
他者の意見を討論やプレゼンから理解する。
意見の違いを踏まえて、論理的に納得のできる解答を考える。
〈授業写真〉
〈場面1〉実際に生徒が作成した資料(画面共有を行った)
各グループでの検討をもとに、プレゼン用の資料を作成した。これに基づいてプレゼンテーションを行った。発表の際には、視覚的に移すべきものと口頭での説明で済むものを区別し、発表するように促した。
〈場面2〉生徒が作成した資料に朱入れ
生徒の発表を受けて、生徒や教員からの質疑応答の時間をとった。また、必要に応じて本文の掲載箇所の確認を行った。質疑応答を行いながら、全体で共有し確認すべき点については、朱入れを行った。