共有ノートの活用ー横浜市授業づくり講座レポートー

共有ノートの活用ー横浜市授業づくり講座レポートー

横浜市では、横浜市立東品濃小学校 宮澤先生を講師に迎え、横浜市立小学校・中学校の先生方を対象に「授業づくり講座」を行いました。
授業づくり講座では、「共有ノート」の活用事例の紹介や、模擬授業体験が行われました。
横浜市立東品濃小学校での共有ノートの実践と、当日行われた模擬授業についてご紹介します。
(2022/06/17作成)

講師
横浜市立東品濃小学校 宮澤 進一 先生
授業実践事例

横浜市立東品濃小学校 共有ノート活用事例
横浜市立東品濃小学校では授業内外さまざまな場面で共有ノートが活用されています。
授業内での活用
グループごとに入力
3名程度の少人数のグループを作成し、各グループで共有ノートを作ります。
各グループで協力して調べ学習や、レポートの作成を行います。
各グループの共有ノートでも、「誰がどこに書くのか」を決めることでスムーズに作業をすすめることができます
クラス全体で入力
クラス全員で1つの共有ノートに記入することもできます。
各グループごとの作業スペースを設定し、それぞれのグループが1つのカードに書き込みをすることで、先生が各グループの進捗を確認しながら作業をすすめることができます。
授業外での活用
委員会活動での活用
共有ノートは授業外でも活用されていました。
委員会活動での話し合いや、グループワークにも共有ノートを活用することで、意見の集約や共同編集をスムーズに行えます。

共有ノート模擬授業「無人島SOS」
授業づくり研修会では、ロイロ授業フェス2021にて、実施された模擬授業「無人島SOS」に共有ノートを取り入れた模擬授業も行われました。
ロイロ授業フェス2021模擬授業:「無人島SOS」(共有ノート活用前)

「授業作り研修会」での模擬授業の流れ
全体の流れ

STEP1 状況の説明と4つのアイテムの選択
「無人島に流されてしまったこと」「4つのアイテムだけを使って状況を脱出する必要があること」などの状況説明が行われます。
各自が13個のアイテムのうち、どの4つを選ぶのかをシンキングツールのダイヤモンドランキングをつかって考えます
STEP2 2人組でアイテムの検討を行う
共有ノートに移動し、2組で1つのカードを使って「4つのアイテムのうちどれがいいか」を考えます。
他のグループの様子も同じ共有ノートで確認することができます
STEP3 4人組でアイテムの検討を行う
STEP2で検討した内容をもとに、今度は4人組でアイテムの検討を行います。
シンキングツールの切り替えをおこない、「無人島を脱出する」「無人島で長く生存する」ことを座標軸で整理しながら、各グループの意見をまとめます。
この4人組での活動も、共有ノートで他グループの活動を見ながら進めることができます。

共有ノートの科目別活用が学べる!オンラインセミナー
ロイロでは、共有ノートの活用が実際に体験しながら学べるオンラインセミナーをご用意しています。
共有ノートの使い方を実際に体験しながら学べるオンラインセミナーです。

各科目ごとの共有ノートの活用方法が学べるイベントになっています。
2022年 8月18日・19日の2日で開催します。

関連情報
Powered by Helpfeel