共有ノートを使った教職員研修・教科会
共有ノートをつかった教職員研修・教科会の流れをご紹介します
研修の目的
それぞれが考えている課題や、意見を共有ノートで集約して、新たな考えを生み出す。
個人ノートと共有ノートを切り替えることで、共有ノートで出た意見を個人のアクションに落とし込んだり、個人の考えを全体でスムーズに共有する
教科会・教職員研修を対話的・協働的に実施することで、主体的・対話的な授業づくりの研修にもつながる。
研修利用データ
ロイロノートデータ(ロイロにインポートすればそのまま使えます )
研修の流れ
① 職員会議用の授業・共有ノートの準備
② 個人のノート:自分の意見をまとめる(5分)
③ 共有ノート:ウェビング図で意見の共有(10分)
④ 課題を分類し、見出しをつける(5分)
⑤ 改善策を考える(10分)
⑥ 改善策を発表する
⑦ 各自のアクションプランを作るグループでできた改善策を、個人のアクションで考える。
① 職員会議用の授業・共有ノートの準備
職員会議用の授業の準備
先生方のみが参加している職員会議用の授業を準備します。
設定方法はこちらをご参照ください
グループわけと共有ノートの準備
各教科、学年などで班を作ります。
各班はリーダーを決めて、リーダーはその班専用の共有ノートを作り、班のメンバーをノートに追加しておきます。
② 個人のノート:自分の意見をまとめる(5分)
個人のノートを作成し、ウェビング図で今考えている課題点をまとめます。
出来上がったカードは提出箱に提出します。
③ 共有ノート:ウェビング図で意見の共有(10分)
それぞれのグループごとの共有ノートに参加します
グループのメンバーが②で作成したシートを提出箱から取り出します。
グループのメンバーの意見をウェビング図に追加していきます。
それぞれの班で出来たウェビング図を提出箱に提出します。
他の班の提出物をみて、気付いたことがあれば、カードをさらに追加します。
ポイント それぞれの先生が違う色のカードを使うことで、誰の意見かがわかりやすくなります
④ 課題を分類し、見出しをつける(5分)
シンキングツールの切り替えをつかって、Xチャートに切り替えます
②で出てきた課題を、4つのグループに分類し、それぞれのグループに名前をつけます。
グループごとにカードをつなぎ、1枚目にグループタイトルの書いてある見出しのカードをつけます。
それぞれの班で出来たXチャートを提出箱に提出します。
他の班の提出物をみて、気付いたことがあれば、カードをさらに追加します。
⑤ 改善策を考える(10分) チームでクラゲを作る。
各班でシンキングツールのクラゲチャートを選択します。
④までであげた課題のうち、1つを選んで複製し、クラゲチャートの頭の部分におきます
クラゲチャートの足(小さな◯)の部分に、それぞれの改善方法を書き出します。
ポイント
改善策は、webカードを使ってインターネットで検索して出てきたアイデアを使うこともできます
Windows端末、Chromebookなど、iOS以外でwebカードをご利用の場合には拡張機能をご利用ください
それぞれの班で出来たクラゲチャートを提出箱に提出します。
⑤ 改善策を発表する(10分)
④で提出された各班のクラゲチャートのうち、面白いものを選んで発表します。
参考リンク 回答を発表してもらう・比較する・共有する
⑥ 各自のアクションプランを作る(10分)
⑤までの流れを受けて、「自分は具体的にどのようなアクションをとるのか」をテキストカードにまとめます。
ポイント 研修時間が十分に取れる際には、プロット図、アクションを時系列にまとめると、より具体化できます
各自のアクションを提出箱に提出します。
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