奈良県、県全体でロイロノート･スクールを導入【教育委員会インタビュー】
GIGAスクール構想の実現に向け、県域の共同調達により県全体でロイロノート･スクールの導入を決定した奈良県。
これにより、県内のどの学校でもロイロノート･スクールが使えるようになります。
県全体で導入することのメリットについて奈良県立教育研究所の小崎主幹に聞きました！
Q：共同調達で、県全体でロイロノート･スクールを導入するメリット
県域での導入は市町村のICT活用を力強く推進することになり、体系的にICT活用の仕組みを確立していくことができます。
県全体で同じソフトを使えるようになることで、こんなことができるようになります。
校種や市町村を超えたICT研修会の実施
授業での豊富な活用事例の共有
教員養成系大学でロイロノート･スクールを導入できれば、教員志望の学生に向け、実際の教育現場と同じ環境でトレーニングプログラムが展開できるようになる。
全県での活用が浸透していけば、初任や異動してきた教員へのスキルアップ研修も不要になります。
Q：なぜ、ロイロノート･スクール？
ロイロノート･スクールが奈良県の教育プラットフォームとして欠かせないツールになると確信しています。
その理由は・・・
日常の授業におけるオンライン学習が定着することで、個別最適化された学びを実現できる
クラウド活用によって場所を問わずに利用できるため、日常／非日常を問わず学ぶ機会を保証できる
直感的な操作で校種を問わず汎用的に活用でき、小学校から高校まで継続的な学習スタイルを確立できる
Chrome拡張機能でロイロWebフィルタが使えることにより、子ども・教員が安心して学習活動にWebサービスを利用できる
Q：県全体での導入で期待する変化
ロイロノート･スクールを共通言語として、教員のコミュニティが醸成されることに期待しています。
奈良県内どこの学校でもロイロノート･スクールが使える環境を整えることができれば、自治体、校種、教科といった枠を超えて教員同士が学び合えるのではないかと考えています。そうした教員間の学びが質の高い教育へとつながるのは間違いありません。
Q：県全体での取り組みにかける想い
すべての子どもたちに、質の高い同じ学習環境を届けたいという強い想いが取り組みの根底にあります。
奈良県では、公教育を充実させるために、県内全市町村と協力して、県域でGIGAスクール構想を推進しています。
住んでいる地域、自治体や学校の規模、家庭の状況に関わりなく、すべての子どもたちに、質の高い同じ学習環境を届けたいという強い思いで、教育プラットフォームを創りあげたいと思っています。先生と子どもたちがロイロノートを使って、学校でも家庭でも、場所を問わず毎日楽しく学んでいる姿を見るのが今から楽しみです。
Q：奈良県でのロイロノート･スクール活用事例（青字をクリックすると事例ページが開きます）
県全体での導入に先駆けて、奈良市、橿原市、香芝市でロイロノート･スクールを活用しています。各市での実践を紹介します。
インタビューに答えてくださった奈良県教育委員会 奈良県立教育研究所 主幹 小崎誠二様︎ 
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〈お問い合わせ〉
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TEL：090-8378-5547 MAIL: nonaka@loilo.tv