小6 社会/地歴公民 「ちがいのちがいを考えよう」 憲法と私たちのくらし「基本的人権の尊重」【授業案】留萌市立留萌小学校 高橋基文
学年 / 教科 | 小6/社会/地歴公民 |
単元 | 憲法と私たちのくらし「基本的人権の尊重」 |
指導要領 | (1)我が国の政治のはたらき ア(ア)日本国憲法 |
教科書会社 | 教育出版 |
授業者 | 高橋基文(留萌市立留萌小学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
シンキングツールや、アンケートカードといった子どもたちの考えをすぐに知って、すぐに共有できるロイロノートの強みをいかしてつもりです。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】ちがいのちがいを考えよう
11種類のちがいがかかれたカードとYチャートを子どもたちにおくります。子どもたちはYチャート上で「あってもよいちがい」「あってはならないちがい」「わからない」と、自分の考えで分けていきます。
【展開2】友達はどのように分けたのだろう
グループごとにどのように分けたのか交流してもらいます。その際はどうしてそこに位置付けることにしたのか理由もはなしてもらうようにします。友達の話を聞いて納得できれば自分のYチャート上のカードを動かしていいことにします。交流を通して「どちらともいえない」がなくなるように働きかけます。グループでの交流が終わったら、Yチャートを提出箱に提出するとともにアンケートカードに記入してもらいます。
【展開3】それぞれのカードに書かれた「ちがい」は何がちがうのだろう?
アンケートカードの結果を学級全体で交流します。
学級全体の傾向を把握してから、それぞれのカードはどのような理由で「あってもよいちがい」にしたのか、「あってはならないちがい」にしたのか、カードに分けた理由を考えてカードに書いて提出します。
【展開4】まとめ
展開3で提出されたカードを見て、子どもたちと話し合いながら「あってもよいちがい」は、好みや考え方、文化などによるちがいによるもの、個人によるちがいをもとにして区別や差別しているものは「あってはならないちがい」として、収束していきます。
あってもよいちがいを認め、あってはならないちがいをなくすことが人権を尊重することとまとめました。