小5 理科 メダカの誕生 メダカのオスとメスには、どのような違いがあるのかを主体的に調べる授業を展開する【実践事例】(墨田区立第三吾嬬小学校)

小5 理科 メダカの誕生 メダカのオスとメスには、どのような違いがあるのかを主体的に調べる授業を展開する【実践事例】(墨田区立第三吾嬬小学校)

#実践報告  #授業実践事例
基本情報
学年 / 教科小学校5年 理科
単元メダカのたんじょう
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〈実践の概要〉
魚の卵と子どもの誕生に興味をもたせ、メダカの雌雄の飼育を通して、産卵からメダカの様子を観察して目立った変化を捉えることができるようにする。様々な検索サイトから「雌雄の違い」を調べ、根拠を明らかにしてノートにまとめていく。また、自分が調べた結果をノートにまとめたものを写真に撮り、提出箱に提出させた。自分の結果を学級全体の結果と比べ、情報の正当性を検討させる。さらに、動くメダカのひれを観察して雌雄を判別することは難しいため、静止画や動画で撮影させ、拡大したり、一時停止させたりして、判断ができるようにした。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
1人に1台のタブレットを常時用意できない環境の中でも、ロイロノートを活用することにより、自分のページ(アカウント)をもつことができる。そのため、どの端末を使用しても自分の学習の記録が残っており、次時の学習へとつなげていくことができた。 
提出箱を活用することで、児童の実態が把握しやすくなった。児童は、他の児童のノートを一覧にして見ることで、情報だけでなく、ノートのまとめ方を学ぶことにもつなげることができる。

〈実践の目標〉
メダカには雌雄があり、体の形状が異なることを理解する。

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〈場面1〉オスとメスの体に着目して、違いを予想する
体の大きさやヒレの形など、一人一人が個での予想を必ず立てるようにする。

〈場面2〉メダカの雌雄の違いを調べる
一人一台タブレット端末を使用し、検索サイトを活用して調べる。2つ以上のサイトで確認し、正しい情報を取捨選択させる。

〈場面3〉調べた結果をノートにまとめる
オスとメスの体の違いで、わかったことをノートにまとめる。言葉だけでなく、絵も有効であることに気付かせる。

〈場面4〉結果を全体で共有し、考察する
自分のノートを写真に撮り、ロイロノート内の提出箱に提出させる。自分の結果と学級全体の結果を比べ、情報の正確性を確認する。せびれやしりびれに違いがあることを共有し、名称と部位をおさえる。

〈場面5〉結論にまとめる
メダカはオスとメスで、体の形状が異なることをおさえる。

〈場面6〉本物のメダカで確認する
2人に1匹ずつのプラケースに入ったメダカを用意し、話し合いながら観察できるようにした。メダカのひれが見やすくなるように、プラケースの背面に黒い紙を貼っておいた。自分たちに用意されたメダカがオスなのかメスなのかを、写真や動画で撮ったものを拡大したり一時停止したりして確認した。

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