高校全学年 総合 生徒会活動における生徒の主体的な取り組み【実践事例】(名古屋市立山田高等学校)

高校全学年 総合 生徒会活動における生徒の主体的な取り組み【実践事例】(名古屋市立山田高等学校)

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基本情報
授業担当者橋詰 伸子
ICT環境2人1台タブレット
学年 / 教科高校全学年 /生徒会活動
単元生徒議会/文化祭常任委員会/山高祭特別HR/文化祭
hr
〈実践の概要〉
生徒議会では、文化祭常任委員長が各クラスの議員に向けて、タブレットを利用して文化祭のルールや提出物の説明を行った。その後、各クラスの議員は議会の内容をクラス全員に説明した。文化祭常任委員会では、各クラスから出された提出物を、タブレットを使ってチェックした。山高祭特別HRでは、文化祭のルールに関するクイズを放送で出題し、全クラスが取り組んだ。各クラスに1台タブレットを配布し、クイズの回答にロイロのテストカードを利用した。また、資料箱に文化祭の注意事項や文化祭のスケジュールを入れて、いつでも生徒が確認できる状態にした。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
文化祭常任委員長の生徒が、議会で説明するための資料を、視覚的にわかりやすく作成することができる。
説明を聞いている各議員にとって、説明されている部分が視覚的にわかりやすい。
説明に使った資料がロイロのノートに保存されているため、議会の内容を伝えやすい。
各クラスの提出物の確認を、委員全員で共有してチェックすることができる。
テストカードの利用で、全クラスの進行をコントロールすることができる。
テストカードを使う回答方法は、回答を改ざんするなど不正をすることができない。
各教室にいるクラスの回答状況をロイロで確認することができる。
資料箱に注意事項やスケジュールあることで、生徒がいつでも確認できるすることができる。

〈実践の目標〉
生徒議会で文化祭常任委員長の生徒自身が文化祭のルールや提出物について注意事項を説明する。
議員が生徒議会で説明された内容を理解して、クラスに戻った時に自分でその内容を説明する。
文化祭常任委員会で各クラスからの提出物を共有して、委員全員でチェックする。
山高祭特別HRでは、クイズの内容を理解し、回答する。
資料箱にある資料で、準備中の注意事項や当日のスケジュールを確認する。

〈授業写真〉

hr
〈場面1〉生徒議会で文化祭常任委員長が説明する
文化祭常任委員長とは生徒議会の前日に、資料を確認し打ち合わせをしておく。生徒議会で資料を各クラスの議員のノートに送る。教員のIDでログインし、委員長が画面配信を使って、文化祭のルールや提出物の説明をする。口頭で話す部分は黄色く線が引いてあることや、補足説明部分は吹き出になっているため、委員長の生徒は何を説明しなければいけないかが一目でわかる。

〈場面2〉各クラスの議員が生徒議会の内容をクラスに説明する
委員長が説明に使った資料(説明する部分と補足説明部分が視覚的にわかりやすい)が、議会のノートに残っている。自分のスマホやタブレットでその資料を見ながら、議員は議会の内容をSTの時間やHRの時間にクラス全員に伝える。

〈場面3〉文化祭常任委員が、全員で提出書類を確認する
各クラスからの企画が文化祭のルールに即しているかの確認を行う。常任委員全員で、企画書1枚1枚を確認する。企画で気になる部分について意見を出し合い、ルールに即していない部分などについては付箋でメモを記入し、クラスに再確認をする。

〈場面4〉文化祭のルールについてのクイズの出題と回答
文化祭のルールに関するクイズを出題する。放送室にいる運営の生徒が、校内放送とテストカードを配信して出題する。各クラスに1台タブレットを配布し、議員がタブレットを持っている。各クラスの議員はクラスの答えを1つ決めて、テストカードで回答する。各クラスの回答を確認して、運営の生徒は校内放送で解説をする。

〈場面5〉資料を確認しながら、文化祭準備に取り組む
「文化祭準備中の注意事項」や「文化祭当日のスケジュール」が資料箱の学校共有フォルダにある。夏休み中や業後の準備の時に、生徒はスマホで「文化祭準備中の注意事項」を確認しながら、作業に取り組む。文化祭当日についてもスマホで「文化祭当日のスケジュール」を確認しながら、発表を回ったり、当番の仕事に取り組んだりする。

〈授業写真〉
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