高1 公民科(現代社会) 人物から考える国際平和の施策【実践事例】 (日本大学山形高等学校)
授業担当者 | 野川 淳 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高校1年生 公民科(現代社会) |
単元 |
〈実践の概要〉
現代社会の授業で,国際社会における人権保障の項目の中に,「16歳の少女の訴え」という項目があり,パキスタン人の少女マララ=ユスフザイさんの記事を見て,人権の国際的な保障についての授業を行った。その中で,マララさんを始め,国際連盟の設立にかかわったアメリカのウィルソン大統領,国際赤十字を設立したアンリ=ドュナン,南アフリカのアパルトヘイト廃絶に尽力したメルソン=マンデラ,インドの独立運動で非暴力運動を推進したマハトマ=ガンディーや,黒人への偏見との戦いでもあったプロボクサーのモハメド=アリといった人物に焦点を当てて,彼らがノーベル平和賞などの賞を受賞したり,また政治的な問題に取り組んだことに対して,その後の社会にどう影響したのかを考えさせる授業にしたいと考えた。さらに人物の説明が英文でかかられた資料のため,共同作業で翻訳しながら,レポートをまとめるなど,英語の授業に関係した内容を考えた。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
インターネットなどの検索や現代社会の資料集(ライブ!現代社会2020)などを使って人物や出来事をグループのメンバーで調べ,共有する。写真などを添付していく。
人物のファイルを作成するのに役立てる。また。出来事や業績などを調べることで,人物との関連や当時の政治的な問題を理解するのに役立てる。
〈実践の目標〉
あらかじめ,ロイロノートに資料を添付ファイルとして全員に配信(地図や国旗及び国ごとの人口などの資料),下調べの資料とする。
2~5人ぐらいのグループに分かれて,人物の書かれた資料を選択(2人の人物を調べる)
英文を翻訳するため,英語の知識や単語のキーワードなどを検索
レポートの作成
〈授業写真〉
ロイロノートを使って,人物を調べる。
英文を翻訳するため,英語の知識や単語のキーワードなどを検索