高1 国語 「暴力を是認する声」の可否についてディベートしよう 「攻撃」と「共存」 山極寿一【授業案】東奥義塾高等学校 齊藤 桜磨

高1 国語 「暴力を是認する声」の可否についてディベートしよう 「攻撃」と「共存」 山極寿一【授業案】東奥義塾高等学校 齊藤 桜磨

基本情報
学年 / 教科:高1 国語
単元:「攻撃」と「共存」 山極寿一
指導要領:A 話すこと・聞くこと(1)イ
教科書会社:数研出版「改訂版 高等学校 国語総合」
授業者(学校名):齊藤 桜磨(東奥義塾高等学校)

単元全体

解説動画


作成者からのアピールポイント
ディベートを行う際のシンキングツールとして「ウェビング」「フィッシュボーン」などを活用するやり方です。おそらく、小学校でも中学校でも、今まで付箋や模造紙を活用しながら行なってきたと思いますが、それをロイロノートで行う方法を提示しています。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】ウェビングを使ってアイデアを出してみよう
本文を踏まえた上で、「暴力を是認する声」の可否についてディベートした上で、現代日本社会のあるべき姿について考える。まずは「ウェビング」を用いて、ディベートする上でのアイデア出しを行う。(なお、事前にシンキングツールにおいてウェビングのカードの上に白いカードが何個も置かれているものを配信しておくと、生徒の作業がスムーズに行える)

【展開2】バタフライチャートを使って、 【賛成】【反対】の意見に分けてみる
先ほどウェビングで広げた意見を分けるために、そのまま「ツール切り替え」を行い、バタフライチャートに移行する。
すると前のカード群が残ったままなので、「暴力を是認する声」をトピック語として真ん中に置き、「賛成」「反対」のカードをおいて並び替えをしていく。視覚的に分かりやすくなることで、新たなアイデアが出ることもあるので、カードの追加はもちろん可能である。

【展開3】フィッシュボーンを使って、 【賛成】or【反対】の意見を深める
この時点でクラスを、賛成派・反対派の半分に分けておく。自分が賛成派として議論するのか反対派として議論するのかを覚えておく。
先ほどバタフライチャートで並び替えた意見を深めるために、そのまま「ツール切り替え」を行い、フィッシュボーンに移行する。
すると今回も前のカード群が残ったままなので、「賛成」or「反対」をトピック語として左に置き、元のカードをその右に配置する。

【展開4】【活動】ディベートしよう! (記録係はロイロノートをメモとして活用する)
賛成・反対・記録・司会の役を1人ずつ担当し、4人班でディベートを行う。司会が進行し、賛成派・反対派それぞれの意見を聞き、まとめていく。記録係はapple pencilで直接ロイロノートに記入していくのが書きやすいようだ。実際にある班でまとめていたものを左に載せておく。なお、時間になったら、記録係が勝敗を決め、ロイロノートの提出箱で提出する。

【展開5】PMIを使って今日の活動を振り返ろう
ディベートの内容を提出箱の回答共有をかけた状態で閲覧しながら、個別で振り返りを行う。その際、シンキングツールであるPMIにテーマにカードを貼り付けた状態で送る。
「P:良いところ」=賛成派の意見、
「M:悪いところ」=反対派の意見、
「I:気になるところ」=全体を通して興味を持った点
としてカードに記入していく。最終的にまとめたものをロイロノートの提出箱で提出させる。

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