高1 国語 シンキングツールを使って意欲的に用言を理解させる 品詞、自立語【授業案】桐蔭学園高等学校 菱山 隆晶

高1 国語 シンキングツールを使って意欲的に用言を理解させる 品詞、自立語【授業案】桐蔭学園高等学校 菱山 隆晶


基本情報
学年 / 教科高1/国語
単元品詞、自立語
指導要領言語文化 知識技能
教科書会社体系古典文法 数研出版
授業者菱山 隆晶(桐蔭学園高等学校)

単元の一部


解説動画


作成者からのアピールポイント
高1の1学期の言語文化の授業は用言習得に向けての授業です。教員の文法説明に始まり、その後ひたすら演習という生徒の受身主体の授業にいい加減嫌気がさしました。生徒が積極的に関わり、達成感を得られる授業ができないものかと考えてみました。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】用言の復習
①中学時の復習として、ワークブックでの文節と単語分けの演習。なぜこの二つが重要なのかを以下のカードを使って説明。
②これも中学時の復習として、現代文法の感覚で品詞の分類を座表軸にカードを移動させて分類表を完成させる。最後に一学期に学ぶ用言、用言とは品詞として何を指すかを強調。
③用言についての説明をシンキングツート(キャンディーチャート)を使ってまとめさせる。
④上記でまとめた用言のうち、動詞についてシンキングツール(くま手チャート)を使ってあらためてまとめ、動詞の演習の際はこれを意識させる。
⑤現代語の感覚で、例として「書く」という語を活用させてみる。活用とは「状況に応じて変化すること」、その変化には現代文法と同じく、六つあることをあらためて確認。中学時の復習として活用形に関するカードをPMIを使ったものに並べさせ、現代語にはない「已然形」を教える。 


【展開2】用言カードの作成
①シンキングツール(ダイヤモンドランキング)を使った、動詞・形容詞・形容動詞のまとめ用のカードを各グループ(4~5人)に割り当てる。各グループは教科書を参考に全員で協力して完成させる。四段活用は進め方の説明をするため、こちらで作成。(形容詞、形容動詞のカードは展開3を参照。完成品は展開4を参照)
②完成後、各班ごとに作成したカードの発表。不備があればその場でこちらが補い、カードを完成させる。


【展開3】動詞のカードの分類作業と動詞の演習
①9つの動詞のカードをシンキングツール(Xチャート)を使った枠に入れ、全員に配布。ペアワークで4つに分類し、緑のカードに分類の基準を書く。
②完成した動詞の分類表を使い、ワークブック等で動詞の演習。








【展開4】形容詞、形容動詞のカードの完成 用言のウェビングマップを制作
①動詞と同じように形容詞、形容動詞の担当者によるカードの発表と添削。
②動詞、形容詞、形容動詞を加えた、ウェビングマップをペアワークで作成させる。(しかし用言全般についてそれほど深く理解できておらず、未提出で終わる)




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