高1 理科 弦の固有振動 発音体の振動と共振・共鳴【授業案】日本大学三島高等学校 佐藤航

高1 理科 弦の固有振動 発音体の振動と共振・共鳴【授業案】日本大学三島高等学校 佐藤航


基本情報
学年 / 教科高1/理科
単元発音体の振動と共振・共鳴
指導要領波 第2章音 発音体の振動と共振共鳴
教科書会社物理基礎 数研出版
授業者佐藤航(日本大学三島高等学校)
投稿日2025年3月3日

単元の一部


解説動画


作成者からのアピールポイント
生徒に、自らの手で公式導出できる喜びを知ってほしい。そして、それが問題演習にまで繋がることを意識して作成しました。また、記述答案作成指導には普段から意識しています。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】弦の固有振動
弦の固有振動と固有振動数の説明する。
なぜ弦の両端が節の定常波ができるのかを固定端反射から考える。
節~節=λ/2から弦の長さとλ/2が等しくなることを導出する。


【展開2】弦の固有振動数の導出
作図から、弦の中に基本振動がいくつできるかを考える。
弦の長さとλの関係から速さの公式を用いて、振動数まで導出する。
公式を用いた式変形を確認する。
3倍振動、n倍振動は生徒から引き出す。
腹の数と〇倍振動が一致できるとさらに良いと思います。


【展開3】弦の固有振動のまとめ
展開2の内容をそのまま、まとめる。
「作図→弦の長さとλの関係→速さの公式」が生徒に見えていれば大丈夫。


【展開4】問題演習1~展開2と問題の接続~
展開2のまとめを用いて問題を解けるか。
シンキングツールのように条件と知識を確認。
「問題に対応する知識はどれか?」に注目することで授業内容と問題演習の接続をはかる。
(1)と(2)は質問は違うが解法は同じことになる


【展開5】問題演習2~問題と問題の接続~
問題の共通点と違いを確認。
作図ができるかどうかの確認。
記述答案の作成を意識して解答させる。
今回はセミナーの問題を利用しているが、入試問題を用いると生徒の意欲はあがる。


【展開6】導入(閉管)
底で節、口で腹の定常波になるが、弦と同様に反射を用いて説明する。
弦との違い(基本、3倍、5倍振動・・・)に注意する。
節から腹がλ/4になる。
弦と共通、違いに注意することで、生徒が自発的に考えるような展開にする。


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