高1 英語 5文型と時制・完了を体系的に学ぼう 英語の語順・時制・完了【授業案】専修大学附属高等学校 守部葉摘美
学年 / 教科 | 高1/英語 |
単元 | 英語の語順・時制・完了 |
指導要領 | 〔思考力,判断力,表現力等〕 (2) 情報を整理しながら考えなどを形成し,英語で表現したり,伝え合ったりすることに関する事項 |
教科書会社 | English Logic and Expression Ⅰ be Smart |
授業者 | 守部葉摘美(専修大学附属高等学校) |
単元全体
解説動画
作成者からのアピールポイント
英文法をどうしたら生徒により効果的に定着ができるのかどうかという課題を常に持っておりました。そこで、出会ったのが「学習構造チャート」です。英文法の各分野を学習する際に、知識のつながりやまとまりを意識した学習法です。このように図式化・体系化することで、学習者の英文法がより整理され、知識の定着に大きく貢献できると考えました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】自己理解度チェック
授業開始時にその単元の学習構造チャートのプリントの配布、ロイロのカードを配信する。
学習構造チャートとは、下層が基礎内容、上の層に行くにつれて応用度が増すという配置で各分野を体系的に整理されたものを指す。
該当単元の全分野を含んだ事前確認テストを実施する。実施後、生徒は確認テスト実施時に解答した答えの中で「自信があって、かつ、正解した問題」のみ構造チャート上にマーク、チェックをつける。
【展開2】ニガテ克服(improving time)
チェックが付けることが出来なかった構造チャート番号のカードとそれに対応する文法解説動画(Youtube)を確認し、理解を図る。
その後、再度確認テストを行い、理解ができた問題には、チェックを追加する。
全文法内容にチェックをつけることを目標にして取り組ませる。
【展開3】オリジナルプリント作成
学習した内容が理解できているかの確認を行う。
インプットでの学習に留まらず、理解した内容のアプトプットをすることで、知識をより定着させることを図る。
ロイロの1枚のカード上に、学習した内容をまとめる。イラストや表、図を用いて、作成する。
生徒の作成物は、場合によっては、クラス内で共有をしたり、優秀賞やユニーク賞の選定を行ったりする。
教員は、生徒が提出してきたカードの内容があっているかの確認を行い、万が一間違った内容で理解している場合には、フィードバックを与える。
【展開4】ライティング・プレゼン
既習事項を使うアウトプット活動として、ライティングを行う。
学習した内容を「生きた英語」として使うことを意識してもらうため、教師から課された課題というよりかは、目的・場面・状況に応じて表現をする力を育成することを意識する。
「初稿→清書」という流れで行い、それぞれ提出ボックスを作成し、ライティングを提出する。
教師は提出された課題に対して、添削、フィードバックを与える。