高3 古典B 歴史物語を読む「大鏡・道真の左遷」「三大怨霊をプレゼンしよう」【実践事例】 愛媛県立宇和高等学校 尾﨑 真紀
授業担当者 | 尾﨑 真紀 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高校3年 / 古典B |
単元 | 歴史物語を読む「大鏡・道真の左遷」 |
〈実践の概要〉
高校3年生「古典B」の授業で「大鏡・道真の左遷」を学習した。菅原道真が死後に怨霊となったという伝説をふまえ、三大怨霊(菅原道真・崇徳天皇・平将門)について調べ学習を行った。グループごとにテーマ(人物)を決め、タブレットで調べたことをロイロノートのカードにまとめてプレゼン発表をした。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
自分のスマホからでもログインできるため、学校で行った作業の続きを家で行うことができる。
課題の提出や点検を、いつでもどこからでもできる。学校に持参して提出→確認して放課後までに返却という手順が必要なくなり、教員と生徒双方の負担が減る。
プレゼン資料を作る際に、各自が作ったカードを1つ集約してまとめることが可能。
〈実践の目標〉
集めた資料をまとめ、発表用資料を作成する練習をさせる。
わかりやすくプレゼンテーションをする力を身につけさせる。
各自で作ったカードを集約することで、プレゼン資料を協力して簡単に作ることができる。
〈場面1〉ロイロノートを使った資料の作成
タブレット(インターネット)を使って、資料を集める。各自が調べたことをカードにまとめ、完成したカードは、生徒間通信を使って班長のロイロノートに集める。その後、集まったカードを取捨選択して発表する順番につなげ、プレゼン資料を作る。ここまでに授業を2時間費やした。
〈場面2〉ロイロノートを使ったプレゼンテーション
作った資料をモニターに映し、プレゼンをする。発表の様子はタブレットで撮影し、ロイロノートの生徒用資料箱に保存した。こうすることによって、発表した本人も自分が発表している様子を見ることができ、声の大きさや話すスピードなどの反省点を、次に生かすことができた。また、何度でも発表を見返すこともでき、他のクラスで見せることもできた。
〈授業写真〉