高1 コミュニケーション英語I 英語表現能力を高めるための指導~リテリング活動の振り返りを通じて~【実践事例】(愛媛県立大洲高等学校)
授業担当者 | 兵頭泰則 |
ICT環境 | BYOD(生徒個人の携帯端末を使用) |
学年 / 教科 | 高等学校1年/ コミュニケーション英語Ⅰ |
単元 | 教科書の各パート(1課に4回) |
〈実践の概要〉
コミュニケーション英語Ⅰの授業では、本文の内容理解の後に、発話によるリテリング活動(絵やキーワードを見ながら本文の概要を自分の言葉で表現する活動)を行っている。パートナーがリテリングの様子を動画撮影し、客観的な自己評価となるためにロイロノートを活用している。また、要約文を書かせ、提出させるためにも活用している。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
自己の発話内容やデリバリーを客観的に評価することができる。
リテリングの様子が記録に残るので、生徒は長期的な成長を実感しやすい。
生徒はクラスメイト全員のリテリングの様子を見ることができるので、競争心を生み出すことができる。
〈実践の目標〉
正しい発音(強勢・イントネーションを含む)ができる。
適切な声の大きさ、アイコンタクト、ジェスチャーを行うことができる。
教科書の表現をそのまま使うのではなく、自分なりの言葉で本文の概要を説明できる。
〈授業写真〉
〈場面1〉絵やキーワードをみながらリテリング
パートナーにリテリングの様子を動画撮影させ、評価表を基に、客観的に自己評価させている。
〈場面2〉要約文
リテリング活動の後に書いた要約文を写真に撮らせ、ロイロノートにて提出させている。教員が要約文を点検し、間違った英語表現や、日常的に使用頻度の高い英語表現をクラス全体に紹介している。