高1 数学 高校1年:数と式,高校2年:式と証明・高次方程式 授業の効率化・主体的な意識づくり【実践事例】(八王子実践高等学校)
授業担当者 | 阿久津 浩平 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高校1年、高校2年/数学 |
単元 | 高校1年:数と式,高校2年:式と証明・高次方程式 |
〈実践の概要〉
主に、課題配信や提出物の回収、練習問題の解答解説、質疑応答に利用しております。ロイロノート・スクールを活用することによって、生徒自身が授業に参加しているという自覚を持ち、主体的になっています。また、板書する量が減少することによって、時間にゆとりをもって授業を展開することができます。できた時間を使って、発展的な問題を取り扱ったり、不安な内容を復習したりできておりますので、学力向上にも一役買ってくれています。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
生徒が意欲的・主体的になる。
授業時間に余裕がでる。
教員間、生徒教員間の資料やプリントの共有がスムーズに行える。
クラスメイトの取り組みを確認、共有できる。
〈実践の目標〉
学力向上。
授業への取り組み意欲向上。
生徒一人ひとりの取り組みを把握。
生徒間の情報交換の増加
〈場面1〉練習問題の解答解説、共有
通常授業において、教科書の練習問題の答え合わせに活用しております。これまでは黒板に教員が解説を行いながら書いていく。または、生徒に解答を書かせ、その後解説をするという流れでした。ロイロノートの提出箱に解答を提出させ、その中の1つで画面配信機能を用いて教員が書き込みながら解説を行います。
〈場面2〉発展問題やプリントの配信
教科書や傍用問題集に記載されていない発展問題などを、練習問題等を早く解き終わった生徒が手持無沙汰にならないように配信する。また、授業に使用するプリントを配信する。印刷の手間が省かれたことで資源を無駄にしないようになり、さらに、生徒がプリントを紛失してしまうこともなくなった。
〈場面3〉授業用ノートの提出
授業のノートを週1回程度で提出箱に提出させています。提出されたノートは常に全員と共有している状態にしており、クラスメイトのノートを参考にすることでより良いノートづくりを目指していきます。また、他人に見られることで丁寧に書くようになります。さらに、授業を欠席した場合、後日クラスメイトにノートを借りる必要もないので、ノート貸し借りがなくなります。