高2 国語(現代文B)詩 「詩を鑑賞して感じたことを伝えよう」【実践事例】 (長野県岡谷東高等学校)

高2 国語(現代文B)詩 「詩を鑑賞して感じたことを伝えよう」【実践事例】 (長野県岡谷東高等学校)


基本情報
授業担当者塩原 玲美
ICT環境4人以上で1台
学年 / 教科高校2年/国語(現代文B)
単元
hr
〈実践の概要〉
詩の前に扱った『もどかしさの融合』を通して、詩の鑑賞には正解や不正解はなく、自分の経験や思いと照らし合わせて主体的に味わえばよいということを学んだ。その実践として『ふと』を鑑賞し、感じたことをロイロノートを用いたスライドにまとめ、電子黒板に投影して発表会を行った。生徒たちはそれぞれのスマートフォンでスライドを作成し、提出箱に提出した。発表を通して、互いの着眼点や解釈の違いがあることを知り、ことばの奥深さを学んだ。また、一人で発表することに緊張しながらも、全員が発表を行い、プレゼンテーション力を向上させた。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
手軽に発表スライドを作ることができる
スマートフォンでの作業のため生徒が戸惑うことなく進められる
提出箱を介して全員のスライドを共有できる

〈実践の目標〉
主体的に詩を鑑賞し、自分が感じたことをまとめる
自分が感じたことを他者にわかりやすく伝える
他者の発表を聞き、多様な鑑賞のあり方を理解する

〈授業写真〉

hr
〈場面1〉発表のイメージをつかむ
教員がある作品について鑑賞し、例となる発表スライドを作成し、電子黒板に投影して見本を見せ、発表のイメージをつかませた。その際に、ロイロノートのカードの追加方法や入力方法、提出方法について説明した。

〈場面2〉発表スライドを作成する
個人のスマートフォンを用いて、詩を鑑賞して感じたことをスライドにまとめた。詩を読んでどのような情景を思い浮かべ、何を感じたのか、その気持ちはどこから来るものなのか、自分の感情と向き合うことができた。入力しながら考え、考えては入力し直す、という作業を繰り返すことで、より深い鑑賞ができた。

〈場面3〉発表会を行う
提出箱にスライドを提出し、電子黒板に接続した教員のタブレットを使用して一人ずつ発表を行った。個人から全体に向けての発表経験が少なく、緊張している生徒も多かったが、操作が簡単なためスムーズに発表を行うことができた。

〈場面4〉振り返りを行う
発表を終え、もう一度詩を読み直した。「連」や「文のまとまり」、「主語」や「指示語の内容」の確認を行った。ロイロノートのカードで問いを示し、回答をタブレット上で書き込みながら示した。クイズ形式でテンポよく進めることができた。

〈授業写真〉
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