高2 社会 中国の地誌 自分が興味のある分野を調べまとめたものを発表することで地域理解を深め、プレゼンテーション能力を高めます【実践事例】(愛媛県立東予高等学校)
授業担当者 | 平田 豊 |
ICT環境 | 個人のスマホ・タブレット |
学年 / 教科 | 高校2年生 社会 |
単元 | 中国の地誌 |
〈実践の概要〉
中国の生活と文化を学んだうえで、個別の研究テーマを設定し3分間でプレゼンテーションをします。生徒は鉱業、建築構造などの工業分野や観光分野、交通分野、人口などのテーマを設定して、ロイロノートにまとめプレゼンテーションを行います。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
生徒の資料作りの進捗状況が一目でわかり、指導やアドバイスがしやすくなりました。
生徒にとって資料まとめがしやすくなり、自分が意見を出しやすくなりました。
課題等の提出も簡単になりました。
生徒所有のスマホやタブレットを使用することで、家庭での学習時間も大幅に増えました。
〈実践の目標〉
各地域の学習を授業した後、さらに個別のテーマを設定し学習を進めることでさらに深くその地域を理解する。
自分なりのテーマを設定し、プレゼンテーションをすることで自己表現能力を高める。
〈場面1〉中国の生活と文化について授業を行う
教科書に沿って授業を行う。生徒個別の研究テーマを例示し 興味付けを行うよう配慮する。
〈場面2〉中国の生活と文化の中から、自分の興味のある分野を選ぶ
例
黄河の治水 北京を歩く 上海を歩く
中国の自然環境 少数民族 中国の食文化
人民公社でおこなわれていたこと
一人っ子政策 中国の環境問題
世界の工場となった中国 中国の世界遺産
〈場面3〉グループでプレゼンテーションを相互にする
テーマが近いグループで相互にプレゼンテーションを行い、質疑応答などを重ねて発表内容を深める。
自己評価相互評価を行い、グループを代表してプレゼンテーションを行う作品を決める。
〈場面4〉グループの代表のプレゼンテーションと相互評価
グループの代表がプレゼンテーションをして、クラス全員がそれを評価する。
〈場面5〉教員による講評とまとめ
テーマ設定やプレゼンテーションの内容、及び発表における工夫について講評し、まとめを行う。