小3 国語 図書館のくふうをみつけよう 図書館の工夫を理解することで図書館の利用が効果的にできるようになる【実践事例】(立命館小学校)
#実践報告 #授業実践事例
授業担当者 | 大橋 輝子 |
ICT環境 | 2人1台 |
学年 / 教科 | 小学校3年 / 国語(読書) |
単元 | 図書館のくふうをみつけよう |
〈実践の概要〉
図書館(メディアセンター)では、本をさがしやすくするためにさまざまな工夫をしている。
その工夫を見つけ発表し合うことで、図書館の工夫を理解し、自分で本がさがせることを目指す。
児童には注目させたい工夫(本の分類や並べ方、おすすめコーナーなど)の「ミッションカード」を送り、その工夫を発見し写真とその場所にあった読んでみたい本の写真を撮ってくる。
撮った写真を活用し、どんな工夫がされているかを伝わりやすい発表資料を作る。
工夫がみんなに伝わるように、順序立てて発表し、共有する。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
発見した工夫の写真の注目してほしいところを目立たせ、効果的な資料が容易に作成できる。
提出されたカードを共有することができ、比較することで学びあいができる。
カードの順に発表することで、順序立てた発表ができる。
〈実践の目標〉
図書館の工夫を見つける。
見つけた工夫がみんなに伝わるように効果的な資料を作り、順序立てて発表し、共有する。
本を自分で探せるようになり、図書館の利用を効果的にできるようになる。
〈場面1〉ミッションカードを受け取り、図書館の工夫を見つける
以下のようなミッションカードを教師から受け取り、工夫を探し、写真を撮ってくる。
「本のならべかたのくふう」「新しい本がわかるくふう」「雑誌がわかるくふう」「英語の本のおすすめがわかるくふう」「本の分るいがわかるくふう」「さがしている本がどこにあるかわかるくふう」「おすすめの本がわかるくふう」「メディアセンターのここがすごいくふう」
〈場面2〉みんなに伝わるように発表資料を作る
撮ってきた写真は、お絵かき機能で印や言葉を加えることで注目させたい箇所を目立たせる。
カードを以下の順番につなげ、発表資料を作る。
①ミッションカード → ②工夫の写真 → ③その場所にあった読んでみたい本の写真
〈場面3〉見つけた工夫を発表し合おう
作った発表資料を活用し、カードの順番に順序立てて発表する。
工夫がみんなに伝わるようにカードに注目させ、同じミッションの発表資料は拡大、比較して見せる
ことで学び合う。
他の児童の発見した工夫と比較してみる。
〈場面4〉友達の発表を聞いてわかったことをプリントに書く
友達の発表を聞いてわかったことや、今後どのように図書館を活用していきたいかをプリントに書き、まとめる。
友達の意見を共有する。