小3 理科 植物を育てよう 自分が育てた植物がどのように育つのかを説明する学習を展開します【実践事例】(墨田区立中川小学校)
#実践報告 #授業実践事例
授業担当者 | 蒲生 純平 |
ICT環境 | 4人以上で1台 |
学年 / 教科 | 小学校3年 理科 |
単元 | 植物を育てよう |
〈実践の概要〉
ホウセンカやマリーゴールドは、種からどのように育つのかを観察し、記録を通して考えてきた。観察する際には、iPadを用いて写真を撮影することで、成長の記録を写真で残すことができた。まとめの学習として、各班にiPadを1台渡し、ロイロノートを活用し、どのように育つのかを班で発表した。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
観察した写真を、取捨選択して、矢印で繋げていくことで、植物の成長の様子をまとめることができた。昆虫の成長の様子も同様にできたなと反省。
〈実践の目標〉
植物が種からどのように育つのか、観察してきたことを発表することで、他の同じ植物で共通していたこと、異なっていたことなど、様々なことに気付く学習を展開していく。ロイロノートを活用し、今まで観察してきた写真を取捨選択させ、育つ順番に矢印で繋ぎ、順序に気をつけて発表させようとした。
〈場面1〉学習の流れを知る
今までの学習で植物を継続的に観察し、その都度、写真をとってきたことを確認した。本時では、まとめの学習として、植物が種からどのように成長するのかをグループごとに発表していくことを伝え、学習の見通しを立てさせた。
〈場面2〉植物の育つ順番に、記録した写真を並び替える
ロイロノートを活用し、今までに記録してきた写真を植物が育つ順番に矢印で結んでいく活動を行った。育つ順番が分からない児童に対しては、自分の観察カードで確認させた。また、発表に必要ない写真は、結ぶ必要はないことを伝えて取り組ませた。
〈場面3〉成長の順番を確認する
矢印で写真を結んだものが、実際に植物が成長する順になっているかを写真をスライドして確認していく。異なった順になっていた場合には、修正をする。
〈場面4〉発表の原稿作り
矢印で繋げた写真ごとに、成長の様子をノートに書いた。グループでどの写真の原稿を書くか、役割を決めてから取り組むことで、一人一人が責任をもって原稿を書こうと意欲的に取り組んでいた。
〈場面5〉発表の練習、修正
自分が担当した原稿をグループでまとめ、グループ内で発表の練習をした。前の写真と比べて変わったことが発表で言えているかを視点に聞き合い、必要に応じて、修正をさせた。
〈場面6〉発表
各班ごとに、植物の成長の様子をプロジェクターに映して発表した。特に伝えたいことは、タッチペンで写真の一部を囲むなど、班ごとに工夫が見られた。