高1 数学 不定方程式 【実践事例】 (日本大学山形高等学校)
授業担当者 | 菊地正樹 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高等学校1学年/ 数学 |
単元 | 不定方程式 |
〈実践の概要〉
授業の初めに復習テストや,基礎のテストをロイロで配信する。それを回収し,クラスの理解度に合わせて今回の授業の導入や説明の重さを決めていく。また,問題演習の際には,事前に作っておいた解答を生徒に配信し,生徒自身に丸付け,解ききれない生徒は解答と板書を見ながら自身で理解できるようにしていく。余裕がある生徒には,解説を使いながらサポートに回ってもらい,自身の理解度の向上を目指してもらう。また,様子を見て,問題のポイントや,間違えやすい箇所を全体に解説しクラス全体の理解度の向上に努める。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
問題の解答をロイロで送ることによって,黒板に例題を残したまま解説することができる。
解答を写す作業がなくなるので,授業の効率が上がり演習の時間を増やすことができた。
小テストなど提出させたものはデータとして残るので,生徒個人のミスの傾向や成長を後から確認することができる。
〈実践の目標〉
演習の時間を増やし,問題を解きつつ解答を自分で読むことのできるような力をつける。
生徒同士で問題を解決できるような力をつける。
〈授業写真〉
〈場面1〉授業で使用する場合
例題→演習→解説の流れの中で,演習と解説の間に事前に作っておいた解答を生徒に送信する。自分で解ききれない生徒には,板書の例題と,送信した解答を見比べながら解き進めさせていく。また,余裕がある生徒には,わからない生徒のサポートをしてもらい,自身の理解度を向上させていく。
〈場面2〉小テストの実施
毎授業,最初に3~5分程度の復習テストや基礎のテストを行う。単元によっては復習テストからその日の授業の導入や,例題につなげていく。また,基礎のテストを繰り返し行うことによって,生徒の定着度把握することができ,生徒ごとに適切なサポートをすることができる。