高1 理科 化学基礎 ロイロノートを通して実験を身近に【実践事例】 (日本大学山形高等学校)
授業担当者 | 斎藤陽平 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 高等学校1年生 / 理科 |
単元 | 化学基礎 |
〈実践の概要〉
コロナ禍で実験室に集まることがなかなか難しい状況です。本校の実験室では,演示実験の際に前に近づいてみることができるようにアクリル板を設置しましたが,生徒の実験台については対応できていません。対面して座ることや器具を共有することに対して警戒があります。
実験操作や反応の様子を少しでも身近に感じるように,ロイロノートを使った動画の配信を利用しています。実物の器具は教室に持っていき,実物と動画を併用して実験の様子をイメージさせます。動画の途中で解説を入れながら注意点を記録させています。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
これまで印刷していたプリントを簡単に配信できる。
設備的にできない実験を,動画を通して確認することができる。
クラスに質問を投げかけ,他人の解答と比較することができる。
〈実践の目標〉
ロイロノートと実物のノートを上手に併用していく。便利だからといって楽することに終わらず,しっかりと「書く作業」はする。
動画やアニメーション素材を活用し,視覚的に訴える授業を展開する。
自分の考えと他人の考えを比較し,納得して解答にたどり着くことができるようにする。
〈授業写真〉
〈場面〉中和滴定の動画を見る
コロナ禍で実験室に集まりにくい状況なので,中和滴定の実験を説明するために動画を活用しました。まずは実物の器具は教室に持っていき,実物の大きさや特徴を確認します。動画を併用して実験の様子をイメージさせます。動画の途中で解説を入れながら注意点を記録させています。(動画は画面配信で,その授業時のみ表示されます)