高1 理科 力学的エネルギー保存則を導く 仕事と力学的エネルギー【授業案】東京都市大学付属中学校・高等学校 大岩 幸平
学年 / 教科 | 高1/理科 |
単元 | 仕事と力学的エネルギー |
指導要領 | (1)物体の運動とエネルギー ウ 力学的エネルギー |
教科書会社 | 数研出版 物理基礎 |
授業者 | 大岩 幸平(東京都市大学付属中学校・高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
式変形を紙ベースで書く代わりにカードの移動(移項)にすることで、直観的に捉えやすく、式変形の見通しが立てやすくするという授業デザインにしたといいう意図があります。さらに項や式の意味をカードに書いて配置することで考えを整理しやすくしました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】運動エネルギーと仕事の関係式の確認
題材①-1において、カードを並べて運動エネルギーと仕事の関係式をつくる。
各カードの意味及び各辺の意味を書く。
【展開2】異なる表現方法の模索
題材➀-2において、展開1と同様にしてA→B, B→Cの2つの運動エネルギーと仕事の関係式を作る
式変形をして、2つの式をA→B→Cの1つにまとめる。
【展開3】解釈を広げ、法則を見出す
変形される前の「仕事」の項は式変形後、単なる“仕事”からどんなニュアンスのものに変わったかを考え、その項の意味を書く。
各辺の意味、式全体の意味も書く。
提出箱に提出させ、いくつかピックアップして紹介する。
【展開4】法則の活用
題材②において、展開3で構成した考え方を元に、関係式を作り、それを元とした解説を書く。
数人に発表させる。