高1 理科 教え合いチャレンジ(呼吸・光合成編) 呼吸と光合成【授業案】専修大学附属高等学校 橋本広大

高1 理科 教え合いチャレンジ(呼吸・光合成編) 呼吸と光合成【授業案】専修大学附属高等学校 橋本広大


基本情報
学年 / 教科高1/理科
単元呼吸と光合成
指導要領(1)生物の特徴 (ア)生物の特徴 イ 生物とエネルギー
教科書会社高等学校 生物基礎(数研出版)
授業者橋本広大(専修大学附属高等学校)

単元の一部


解説動画


作成者からのアピールポイント
総合的な探求の時間に欠かせないプレゼンテーションのスキルを向上させるために、通常のプレゼンテーションでは扱わない「教える」という技法を習得させたいという思いから始めた授業です。新たな技法習得や視野が広がることで、プレゼンテーション構成の幅が広がり「よりレベルの高い、魅力的なプレゼンテーションを実施できるようになる…かも」という期待が持てます。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】目的確認・内容理解・構成検討
⭐︎この授業の目的
「誰かに何かを教える」ことを体験し、通常のプレゼンテーションでは得られない気づきを得る。
何かを教える場合に使うスライドはプレゼンテーションとは構成が異なるのでその辺りを意識できるように重要な項目を伝える。
教え合いの際には「自分が先生」となることを強調しておく。
2人1組でペアを作り、呼吸と光合成で分担し、担当内容についてプリント(pdfデータ)や教科書を使い内容を理解する(※一部発展内容を含む)。その上でどのように相手に教えるかを考え、スライドの構成や話し方を準備していく。


【展開2】スライド作成・教え方確認
「相手に教える」を意識したスライドを作成する。制作の中で各自の考える「分かりやすさ」を形にしていく。また、「口で伝えること」と「スライドで伝えること」の仕分けを意識させ、実際の発表時の展開(教え方)も準備させていく。
※制作例は呼吸分野担当生徒の制作物の一部を抜粋。


【展開3】教え合い実践
教え合いを実践する前に改めて本授業の実施意義の確認を行う。
話すためのウォーミングアップ(1分間説明チャレンジ)を実施したのち、実践開始。
2人1組でペアになり、準備した内容で教え合いを行う。
※1人あたりの制限時間は5分
教え合いの後、お互いに口頭で簡単に評価を伝え合う。


【展開4】振り返り・内容確認
呼吸・光合成について教え合いが終了したのち、お互いに教え方の評価を行う。(TSP評価)
自分の今回の取り組みについて主体性、気づきを中心に振り返りを行う。また、スキルアップのために相手の教え方を分析するようにしている。そこから新たな気づきを得て自分の教え方を伸ばすきっかけになるようにし、次回の教え合い時により上達した教え方ができるようにしている。
提出されたリフレクションシートには担当者がコメントを付けて返却し、今回の活動が今後の活動に生かされるよう促して行く。
次回の授業にて今回の教え合いチャレンジで扱った内容の確認を行い、知識の補完を行う。


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